CBDの抗酸化作用

抗酸化物質と聞くと、体に良いというイメージを持つ人は多いと思いますが、抗酸化物質を豊富に含む食べ物がこれだけ推奨されている理由を知っている人は少ないでしょう。抗酸化物質とはいったい何なのでしょうか。そして、体にどんな健康上のメリットを与えてくれるのでしょうか? 一言で言うと、抗酸化物質とは、体内の酸化を抑制して酸化ストレスを軽減する物質です。酸化とは、体内で起こる様々な化学反応に際して老廃物が発生するプロセスです。このプロセスでは、フリーラジカル(酸化を引き起こす原因となる、単一の原子・分子)が生成されます。体内ではグルタチオンやコエンザイムQ10などの抗酸化物質が生成されていますが、フリーラジカルの生成を完全に防ぐには至りません。特に年齢を重ねると、酸化ストレスが著しく増加するため、体内の抗酸化物質だけでは処理が追いつきません。だからこそ、体内生成では不足してしまう抗酸化物質を外から摂取することが重要なのです。 フリーラジカルとは? 抗酸化物質は、体をフリーラジカルによる損傷から守る性質があるため、体内では抗酸化物質が生成され、フリーラジカルに対処しています。1 酸素は、体内で起こるさまざまな化学反応の副産物として生成されますが、化学反応性が高いために他の物質と容易に結合し、有害なフリーラジカルが生まれます。 こうして生成されたフリーラジカルは、他のタンパク質から電子を奪うことで細胞を破壊し、場合によってはDNAを損傷することもあります。フリーラジカルが及ぼす最も大きな害は、フリーラジカルによって電子を奪われた細胞は、不安定になってさらに他の細胞を不安定にしてしまうという連鎖が起こってしまうことです。このようにして、フリーラジカルは体全体に波及していきます。 体内の様々なプロセスの過程で生まれる副産物として酸素が残される現象が酸化ストレスと呼ばれていますが、必ずしも悪いことばかりではありません。実は酸化ストレスは、欠陥のある細胞を消滅させる事で正常な細胞を守るためのプロセスでもあるのです。酸化ストレスが問題となるのは、フリーラジカルが過剰に増えて体内に行き渡り酸素を奪っていったり、多くの正常な細胞を破壊する場合です。 抗酸化物質が体内の健康問題を改善するメカニズム 抗酸化物質は非常に安定した物質で、酸素分子が分離しても不安定になることはありません。抗酸化物質は、体内で暴れ回るフリーラジカルと結合して中和し、その活動を停止させます。 これまでの内容を踏まえると、老化によって起こる疾患の多くはフリーラジカルによるものだという事が、お分かりいただけたと思います。例えば、パーキンソン病、アルツハイマー病、慢性炎症は、フリーラジカルが一因である事がわかっています。そのメカニズムをもう一度確認していきましょう。前項で触れた通り、歳を取るにつれて抗酸化物質の生産量は減っていきます。すると、フリーラジカルが中和されずに体内で大暴れする様になり、体のさまざまな器官を攻撃し、甚大なダメージを与えるのです。 フリーラジカルは、タバコの煙などの汚染物質や精神的ストレスなどによっても増大します。加えて年齢を重ねると、フリーラジカルにさらされる機会がますます増え、有害なレベルまで蓄積されてしまい、結果としてさまざまな病気のリスクが上がります。 抗酸化物質としてのCBD 長い間、ビタミンCとビタミンEは最も強力な抗酸化物質だと考えられてきました。そのため、こうしたビタミンを多く含む食品やサプリメントによって抗酸化物質をより多く摂取するという流れが生まれました。最新の研究によると、カンナビノイドは最も強力な抗酸化物質ではないにしても、良好な効果を有している事が明らかになりました。これは非常に興味深い発見ですね。 では、どの様にしてCBDに抗酸化作用がある事がわかったのでしょうか。まず、CBDには遊離酸素の原子が組み込まれています。2 この原子がフリーラジカルに渡ると、フリーラジカルの働きが中和されます。これがCBDの抗酸化作用の仕組みであり、CBDがフリーラジカルの除去に優れた効果を発揮する理由です。 また、CBDには神経保護作用があることもわかっており、この作用によってあらゆる神経変性疾患に治療効果をもたらします。 関連記事: CBDに関する5つの事実 CBDの抗酸化作用に関する研究 CBDの抗酸化作用については、これまで様々な研究が行われてきました。例えばあるラットを使った研究では、CBDが神経細胞における過酸化水素の毒性を効果的に中和する事が明らかになりました。3 また別の研究では、CBDの抗酸化作用はビタミンCとEの両方と比べて30%~50%も高いと結論づけています。4 学術雑誌『British Journal of Pharmacology』に掲載された研究では、CBDがアルツハイマー病の原因となるタンパク質であるアミロイドの蓄積によって引き起こされる脳内の炎症を抑えることがわかりました。また、興奮性シナプスであるグルタミン酸を大量に摂取したラットにCBDを投与したところ、その毒性が中和されました。 まとめ 抗酸化物質は、私たちの体にとって非常に重要な物質です。体内の抗酸化物質が不足すると、フリーラジカルが暴走して体のあらゆる場所に損傷を与えます。抗酸化物質は、フリーラジカルに遊離酸素の原子を提供する事でこの損傷を食い止めます。電子を受け取ったフリーラジカルは、付近の細胞から酸素を奪うことをやめ、ダメージの連鎖が止まるのです。 抗酸化物質が多く含まれる食品は沢山ありますが、中でもビタミンCとビタミンEが豊富に含まれているものが高い抗酸化作用を持つ食品として取り上げられています。CBDにも、抗酸化作用が認められており、その効果を実証した数多くの研究論文が残されています。そうした研究データによると、CBDは一般的に知られている抗酸化物質よりも高い抗酸化作用を有していると言われています。 また、CBDには神経系を保護する別の治療効果があり、様々な神経変性疾患を改善することのできる治療薬としても注目が集まっています。5 さらには、パーキンソン病やアルツハイマー病、がんなどにも治療効果が認められており、その可能性は今後の研究によってさらに広がっていくことでしょう。この様な様々な薬効を持つCBDを、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。 参考文献 Szalay, J. (2016). What Are Free Radicals?. [online] livescience.com. Available at: https://www.livescience.com/54901-free-radicals.html [↩]Devitt-Lee, A. and CBD, P. (2016). CBD Science: How Cannabinoids Work at the Cellular […]

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骨粗しょう症改善のためのCBDオイル

国際骨粗鬆症財団(International Osteoporosis Foundation)によれば、ヨーロッパ、アメリカ、日本国内でおよそ7500万人が骨粗しょう症を患っているといわれています。1 また、女性のみでは世界全体で2億人が罹患しており、これは60代女性の約10分の1にあたります。 骨粗しょう症の症状と原因 症状 初期段階においては、一般的には目立った症状は現れませんが、骨密度が低下して骨が弱くなると以下のような症状が起こります。 脊椎骨の骨折や脆くなったことによる腰痛 徐々に身長が低くなる 姿勢が前屈みになる 思った以上に簡単に骨折してしまう 主な要因 女性は、骨粗しょう症になりやすいと言われていますが、これは閉経後2、3年間で骨密度が急速に減少するためです。 その他の要因には以下のようなものがあります。 副腎の過剰なホルモン分泌 甲状腺の機能低下 性ホルモンの分泌量低下 コルチコステロイドの長期にわたる使用 炎症性疾患やホルモン関連疾患などの他疾患による要因 標準以下のBMI値 大量の飲酒や喫煙 骨強度、骨密度、ホルモンレベルに悪影響を与える薬の高頻度の使用 CBDオイルが骨粗しょう症に効果があると言われる理由 過去数十年にわたる研究の末に、研究者達はついにCB1やCB2などのカンナビノイド受容体が、骨組織にも存在していることを突き止めました。これらの受容体は、骨の健康に極めて重要な役割を果たしていたのです。 そのうちの一つであるCB2受容体は主に、破骨細胞(骨を吸収する細胞)と骨芽細胞(骨を形成する細胞)の中に存在し、骨代謝の調節を行っていると言われています。生理学では、骨の健康を保つにはこの破骨細胞と骨芽細胞のバランス調整が不可欠だとされています。そのため、高齢になりこの2種類の細胞のバランスが崩れると、骨折や骨密度の低下が起こってしまうのです。 カンナビジオール(CBD)はこれらの受容体のアゴニスト(作動薬)ではありませんが、CB2受容体の間接的な拮抗剤として作用すると言われています。2 この受容体は、骨芽細胞の発現や破骨細胞の増殖抑制を行ったり、骨芽細胞を活性化したり増殖を促します。また、皮質内骨の形成を促進し、骨密度の低下を防ぎ、正常な骨密度を維持するなどの働きがあります。一方でCB1受容体は、活性化することでノルエピネフリンと呼ばれる化学物質を抑制する働きがあります。3 最近の研究では、カンナビジオール(CBD)オイルを摂取する事で、これらの受容体の機能を正常に保ち、症状を緩和させたり骨粗しょう症の進行を遅らせる事が明らかになりました。 CBDは、リキッド、ペースト、オイル、カプセル、ガムやキャンディー、軟膏、スプレー、ドロップなどさまざまな形態や濃度のものが販売されています。 CBDを骨粗しょう症に使用するメリット これまでの長年にわたる研究で、CBDオイルやその他のCBD製品が骨粗しょう症に対して2つの明確な治療効果ががあることが明らかになっています。まず、CB2受容体とCB1受容体をマイナス方向に変調させる事で、アゴニストに結合する能力を低下させます。4 これは、一般的にはアントラージュ効果と呼ばれ、同様のカンナビノイド受容体として機能する他の化合物の効果を抑えることができることを意味します。 さらにCBDは、FAAHなどのいくつかの酵素を阻害して、これらのカンナビノイド受容体のもたらす効果を増強させる事ができます。研究者達は、CBDがこうした作用により骨に及ぼす健康問題のリスクを下げ、より健康な体を維持するのに有効であると結論づけています。 エンドカンナビノイドシステムと骨 前項でも触れた通り、エンドカンナビノイドシステム(ECS)には破骨細胞と骨芽細胞の活動制御という重要な役割がありますが、5 これは逆に考えれば、エンドカンナビノイドシステムに何らかの問題が発生すると、骨粗しょう症をはじめとするさまざまな症状を引き起こすという事です。実際、エンドカンナビノイドシステムが骨密度の増減を左右するという事を証明する研究結果もあり、6 それによると、脳内のエンドカンナビノイド受容体が不足すると骨のターンオーバー(生まれ変わり)が活発になると言われています。 こうした状況下では、体は常に古い骨細胞を「引退」させ続けますが、新しい骨細胞が十分に生産されないという状態が起こります。そこで、カンナビジオール(CBD)の助けによってカンナビノイド受容体が刺激され、エンドカンナビノイドが正常化して骨がバランスの取れたターンオーバーを行う事ができる様になるのです。 エンドカンナビノイドシステムは、基本的にカンナビノイド受容体で構成されており、外因性カンナビノイドであるCBDのようなカンナビノイド化合物によって活性化されます。一方、体内に自然に存在している内因性カンナビノイド(エンドカンナビノイド)は、基本的に数種類の酵素によって体内で生成・分解されることからエンドカンナビノイドシステムの重要な働きを制御する役割を担っていると考えられています。内因性カンナビノイド受容体の数が減ると、骨粗しょう症の発症につながると言われているのはそのためです。 ステップアップ方式 当サイトでは、CBDを安全かつ効果的に摂取する方法として、「CBD: A Patient’s Guide to Medicinal Cannabis」という本の中にある摂取方法を推奨しています。7 著者は、体重や体調に応じて摂取量を変える「ステップアップ方式」と呼ばれる摂取方法が有効であると述べています。より詳しいCBDの摂取方法については、ライノフ氏とバーンバウム氏の推奨する方法と、CBDの摂取方法の記事を参考にしてください。 CBDは本当に骨粗しょう症に効果がある? フランスの科学者による研究で、人の骨には脳細胞よりも高いレベルのエンドカンナビノイドとリガンドが存在することが明らかになりました。8 また、アナンダミドと呼ばれる体内で自然に生成されるカンナビノイドが、骨組織に影響を与えている可能性が示唆されました。アナンダミドには、CB2受容体の結合を補助する役割があり、CBDがそのアナンダミドを模倣することで、骨粗しょう症患者の骨の健康を改善することもわかっています。 イドリス・アル氏による別の研究では、骨粗しょう症治療におけるカンナビノイド受容体の役割に焦点を当てました。9 その結果、CBDが骨代謝やリガンドにポジティブな作用をもたらす可能性が示唆されました。この様にカンナビノイド受容体を利用して同化療法や再吸収の阻害をするという作用を持つCBDは、骨折の治療に利用できる可能性があるということになります。 また、2015年に発表されたコーガン・ニーマント氏の研究によると、マウスにCBDオイルを投与したところ、骨が耐えられる最大負荷が大幅に増加しました。10 また、CBDの使用によって骨折や損傷を負った骨の治癒過程が早まっただけでなく、骨密度の低下を遅らせることができることが明らかになりました。 […]

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ALS(筋萎縮性側索硬化症)治療のためのCBD

カンナビスは、あらゆる病気を治療することのできる可能性を秘めている成分です。カンナビスに含まれる精神活性作用を持たない成分の一つであるカンナビジオール(CBD)は、ALSを含む多くの疾患に対して治療効果を持つ事が、これまで行われてきた様々な研究で明らかになっています。1 ALSとは? ALSという略称で知られている筋萎縮性側索硬化症は、運動神経細胞が変性することで筋肉が萎縮し、動作が困難になる神経・筋疾患です。2 運動神経細胞とは、脳から送られる運動の指令を筋肉に伝達する役割を持つ神経細胞のことで、ALSを患うとこの運動神経細胞が影響を受けるため、この指令が身体中の筋肉に伝達されなくなってしまいます。一言で言うとALSは、体の運動プロセスに大きな影響を与え、自分の思い通りに動けなくなったり、体の一部が意思と違う動きをしてしまったりする、運動機能に問題が起こる病気です。 カンナビス専門の医療機関であるカラパ医院によると、ALSと診断された人の余命は限られているといわれているものの、受ける治療によって長くも短くもなります。ALSの症状には、言葉の乱れ、継続的な筋力の低下、こむら返りや筋肉の不随意運動、筋肉のけいれんなどがあります。 筋萎縮性側索硬化症は、遺伝子の突然変異が原因である事がわかっており、ほとんどの場合家族から受け継いだ遺伝子によってALSが発症するといわれています。その他の要因としては、高齢者におけるALSの罹患率は若年者に比べて高いため、年齢もリスク要因の一つだと言えます。また、ALSは女性よりも男性が罹患する割合が高いという報告があります。3 CBDがALSの症状を改善するメカニズム CBDには、ALSの症状に対して以下の様な効果があります。 唾液の分泌抑制:ALSを患うと筋肉の動きをコントロールすることが難しくなりますが、口の筋肉もその例外ではなく、舌や口周りの筋力が衰えることで口の中に唾液が溜まり過ぎてしまいます。 筋弛緩作用:これは、体の筋肉が頻繁に収縮を繰り返してしまうALSの症状とは逆の作用で、CBDを摂取することによって、体がピクピクするといった筋収縮を抑える事ができます。 鎮痛作用:筋萎縮性側索硬化症によって神経と筋肉が機能不全を起こすと、患部に強い痛みが現れます。CBDには、このような辛い痛みを和らげる効果があります。 睡眠の質の向上:ALS患者の多くは、その症状によって睡眠障害に悩んでいますが、CBDは、この記事でも触れている通り、睡眠を促す効果があるため、この点においてもALS治療にふさわしいといわれています。 食欲増進:食欲不振を伴う疾患は多く、ALSも同じく、食欲を減退させる場合があります。CBDを摂取すると食欲が正常な状態へと戻っていくため、ストレスなく食事を行う事ができる様になるでしょう。4 エンドカンナビノイドシステムとALSの関係性 CBDは、ALS治療において酵素の働きに大きな作用をもたらします。前述の通り、ALSは運動神経細胞が死滅していく疾患ですが、これは、スーパーオキシドディスムターゼ(SOD)と呼ばれる酵素が、運動神経細胞の活動時に生じる老廃物を十分に除去できず、その老廃物が細胞内に蓄積していくことで起こります。老廃物が細胞内から除去されないと、運動神経細胞のDNAが深刻なダメージを受けてしまいます。CBDには抗酸化作用があるため、酵素の働きを助けることで細胞内に蓄積される老廃物の量を減らします。5 CBDをALS治療として使用する方法 当然ではありますが、CBDをALS治療の目的で使用する際には、医師と十分に話し合った上で使用を開始するようにしてください。適切なCBDの摂取量は、目的や状況によって変わります。例えば、ターゲットの疾患の初期段階にある場合の摂取量は、長期にわたってその病気と付き合っている人と比べて少なくなるでしょう。また、痛みの度合いも人によってそれぞれで、それほど痛みを感じていないという場合には当然摂取量が少なくなります。この様に、自分の病状にあった最適な量のCBDを摂取する事で、最大限の効果を得る事ができるでしょう。 最適なCBDの摂取量を知るためには、自分の症状の重さや体質などを考慮に入れる必要があります。その上で、まずは低用量から始めて、徐々に量を増やしながら反応を見ていく方法で自分にあった摂取量を探るという方法が推奨されています。これは、ジュリアナ・バーンバウム氏とレオナルド・ライノフ氏の共著「CBD:A Patient’s Guide to Medicinal Cannabis」の中で紹介されているステップアップ方式という摂取方法で、6 ALSの場合に関しても、著者はこの方法に従ってマイクロドース(低用量)から始めることを推奨しています。マイクロドースについて、またCBDを正しく摂取する方法についての詳細は、CBDの摂取量に関する記事をお読みください。 ALSとCBDに関する医学研究 カプラン医院によるCBDのALSに対する治療効果に関する発表によると、スペインのコンプルテンセ大学が実施した研究で、ALSを持つマウスにCBDオイルを投与したところ、病気の進行が遅くなったという結果が報告されました。7 また、CBDオイルが筋肉の動きを管理する化学物質の分解速度を上げるなど、神経系の機能調整を助けるという結果も出ています。8 これらの研究結果で明らかになったCBDの効果だけを見てみても、CBDがALS治療に対していかに大きな治療効果を持っているかという事がわかります。以上のことから、CBDはALSの諸症状を治療するのに有効であると言えます。 まとめ 結論として、CBDはALSの症状軽減に役立つ事がわかりました。ALSは辛い痛みや不快感を伴う疾患です。この疾患を患う人が痛みや不快感に苦しむ事なく少しでも長く生きられるような治療方法を確立していくことは、今後の医療分野における大きな課題です。CBDオイルは、痛みを和らげ、筋肉を弛緩する効果があります。適切な使用方法を守ることで、こうした効果を最大限に得る事ができます。CBDは天然成分であるため、他の処方薬や治療法を併用することも可能です。ただ、危険な飲み合わせもあるため、使用する際は必ず医師に相談する様にしてください。 参考文献 Kogan, Natalya M., and Raphael Mechoulam. „Cannabinoids in health and disease.“ Dialogues in clinical neuroscience 9.4 (2007): 413. [↩]Gastl, R., and A. C. Ludolph. „Amyotrophe Lateralsklerose.“ Der Nervenarzt 78.12 (2007): […]

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CBDは歯痛の痛みに効く?

もしまだなければ、ぜひ相談してみてください。THCやCBDには、抗炎症作用や骨を刺激する働きがあり、関節炎などの重篤な症状に効果があることは広く知られています。この事から、歯の痛みや腫れの軽減に大きく役立つと言われているのです。

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関節リウマチのためのCBD

CBDには幅広い効能がありますが、特に痛みを伴う症状に対しては優れた治療効果を発揮します。本稿では、CBDが関節リウマチにもたらす効果を詳しくご紹介いたします。 主な要因 遺伝子素因1 喫煙2 性別(女性の罹患率は男性の3倍)3 肥満4 CBDとリウマチ CBDオイル(カンナビジオール)は、様々な疾患に対して治療効果があると考えられており、これまで行われた数々の研究によると、CBDは体内の免疫系の調節をする役割があるという事がわかっています。その一つに、体内で炎症を起こす化学物質の生成を防ぐ、抗炎症作用の働きがあるため、5 皮膚に塗布することで痛みを和らげるという効果もあると言われています。6 この効果は、既に2003年にマウスを使って行われた研究で示唆されており、 CBDが慢性的な痛みの軽減に役立つ可能性があることが認知されるようになりました。7 この発見は、そうした慢性痛に苦しむ人が再び痛みから解放された人生を送れるという希望を与えるものでした。自己免疫性関節炎患には、罹患すると食欲が減退するという特徴がありますが、イスラエルの研究チームによれば、CBDは食欲を刺激するという効果を持っているため、8 CBDを使用することで食欲が改善し、疾患と闘うための栄養摂取ができるようになるといった効果も期待できるでしょう。 関節炎治療にCBDを使用するメリット 鎮痛剤の必要性を減らす 痛みを軽減する 従来の関節炎治療の副作用を抑える NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)の必要性を減らす 運動能力が向上する 睡眠の質が上がる CBDを関節炎治療に使用した場合に考えられる副作用 CBDは、一般的には極めて安全な成分だといわれていますが、稀にいくつかの副作用が見られる場合もあります。現在報告されているものには、吐き気、下痢、眠気、食欲の変化、ドライマウスなどがあります。ただ、こうした症状は稀であり、仮に起こったとしても、リウマチの治療に用いられる従来の薬による深刻な副作用とは比べ物にならないほど軽微です。 関節炎治療に最適なCBDの摂取量 CBDに対する反応には個人差があるため、自分の体質に合った摂取量を正しく知る必要があります。そのためには、摂取中の身体の変化に常に注意を向ける必要がありますが、ライノフ氏とバーンバウム氏の提唱する「ステップアップ方式」は、そうした身体の反応を確かめながら最適な摂取量を特定するという画期的な摂取方法です。彼らの著書『CBD: A patient’s guide to Medical Cannabis』9 によると、マイクロドースと呼ばれる低用量の摂取方法から始める事で、関節炎に効く最適な摂取量がわかるとされています。低用量摂取(マイクロドーズ)の詳細やCBDの正しい飲み方については、CBDの摂取量に関する記事をご覧ください。 関節炎治療のためのCBDの摂取方法 CBDの使用方法は様々ですが、関節炎の治療に最適な使用方法は以下の通りです。 軟膏の局所使用 軟膏タイプのCBDは、局所的に使用できるため関節や筋肉の痛みを和らげるのに最適です。一般的には薬局で購入する事が可能ですが、カンナビスの合法化が進んでいない地域では、入手する事が難しいかもしれません。そうした場合は、関節の痛み緩和に特化した通常の軟膏を購入するという選択肢も残されています。 VAPEによる吸引摂取 吸入摂取は、一番即効性があり効果が得られる摂取方法で、効き目に応じてすぐに摂取をやめられるという特徴もあります。激しい痛みなどを素早く取り除きたい、といった場合に最適な摂取方法です。この方法では、摂取後約30分以内にCBDの効果が現れ始め、摂取した量に応じて1~4時間ほど持続します。即効性があり、効果も高いという理由で規制している国もありますので、この方法での摂取を検討する際には、お住まいの国でのCBDの規制について確認することをおすすめします。 CBDオイルによる舌下摂取 CBDオイルを舌の裏に垂らして摂取する方法です。スポイトを使ってオイルを数滴たらす方法が一般的ですが、お好みの分量を正確に測って摂取することもできます。「ティンクチャー」という言葉は通常、アルコールで抽出したものを指しますが、CBDティンクチャーは主にCO2法で抽出した液体のことを指します。こ方法は、最もクリーンで効率的な抽出方法と言われており、有害な残留物が残る事があるアルコール抽出で作られたCBDオイルよりもはるかに安全で高品質と言えるでしょう。 全てのタイプを試してみる カンナビスには、インディカ、サティバ、ハイブリッドなど様々な品種がありますが、どの種にも長所と短所があるため、これらを全て試してみて自分に合うものを見極めるという方法もまた、自分にあったCBD製品を見つけるのに有効な手段かもしれません。参考として、関節や筋肉の痛みがある場合には、心を落ち着かせ、リラックスさせる効果があるCBDを多く含んだ品種がおすすめです。 関節炎とCBDに関する研究で明らかになったこと 現在、アメリカでは65歳以上の約50%が関節炎を患っていると言われており、全体で約6,000万人の大人と多くの子供がこの痛みに日々悩まされていると推定されています。こうした非常に一般的な疾患である関節炎に対するCBDの有効性を調べた研究が、これまで数多く行われてきました。ここでは、それらの研究結果をいくつかご紹介します。 2000年に出版された学術雑誌『米国科学アカデミー紀要』に掲載された研究によると、10 人工的に関節炎の症状を発症させた数匹のマウスに、CBDを経口投与と注射による投与の二通りで投薬したところ、関節の損傷の進行を大幅に遅らせるという結果が得られたと報告しています。 カンナビスを専門的に調査するBrightfield Groupは、2017年に2,400人の関節炎患者に対して、大規模調査を行いました。11 この調査では、対象者のうちCBDオイルを使用した人の多くが、CBDの使用に満足したと報告し、さらには、そのうちの42%が従来の医薬品の使用からCBDの使用に切り替えるという結果が得られました。 関節炎のためのCBD – カスタマーレビュー I’ve had arthrosis in […]

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CBDA vs CBD – 全解説

CBDAとはCannabidiolic Acidの頭文字をとった略称で、カンナビスに含まれる植物性カンナビノイドの一種で、CBDは、CBDAを脱炭酸したカンナビジオールの略称です。

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本態性振戦のためのCBD

当サイトではこれまで、CBDが有効に働く疾患として、多発性硬化症、パーキンソン病、薬物離脱症などを取り上げてきましたが、同じ神経系に異常をもたらす疾患である本態性振戦には、CBDはどの様に作用するのでしょうか。 本態性振戦は、この疾患を患っている家族から遺伝的に受け継がれるか、前述した疾患の副症状として現れる事がわかっています。 CBDは、これらの本態性振戦の原因となる多発性硬化症、パーキンソン病、薬物離脱症に対して大きな治療効果を発揮する事が医学的に証明されているため、本態性振戦に対しても何らかの改善が期待されています。本稿では、CBDと本態性振戦について詳しくご紹介いたします。 CBDは、カンナビス植物(別名ヘンプ)由来のカンナビノイドで、向精神作用を持たないため、使用に伴うめまいや多幸感などの好ましくない作用を引き起こす事がありません。治療効果は多岐にわたりますが、毒性は非常に少なく副作用が起こる事も稀です。 ただ、軽度の振戦であれば日常生活に影響はありませんが、重度の場合、日々行う体の動作が思う様に出来なくなり、様々な場面で不都合を生じてしまうので、診断は慎重に行われる必要があります。 前述したように、振戦はさまざまな部位に現れるため、震え方も多様です。本態性振戦の最も一般的な症状は、以下の通りです。 文字を書いたり、物を持ったり、手を使う際に起こる、手や腕の顕著な震え 頭や首が上下左右に揺れるなどの不随意運動 まぶたの痙攣 舌や声帯の震えにより、話すときに声が震えて聞こえる 体幹、脚、足の震えにおける異常な歩行やバランス感覚の喪失 本態性振戦は、通常、40歳以上に見られる症状で、家族内で発症するケースが多いため、遺伝が大きく関係していると言われています。罹患した人の家族に本態性振戦の患者がいる場合は 「家族性振戦」 と呼ばれ、発症した両親の子供は50%の確率で本態性振戦の遺伝子を引き継ぐと言われています。 従来の本態性振戦の治療法 本態性振戦を100%完治させる治療法は未だ確立されていませんが、医療機関ではいくつかのアプローチで治療が行われています。例えば、抗てんかん薬、脳深部刺激(DBS)として知られる脳外科手術、視床の組織を破壊することを目的とした超音波MRI治療などが主な治療法です。 これらの治療法は一定の成果を上げてはいますが、侵襲性があり費用も高いため、さまざまな面でリスクの大きい治療法といえるでしょう。 CBDと本態性振戦 – 代替療法 CBDオイルは、本態性振戦のためのより侵襲性の低い治療薬として、大きな可能性を秘めています。カンナビノイドであるCBDの筋肉弛緩作用、発作を鎮める作用については、すでに数多くの医学研究により広く認知される様になりましたが、1 CBDが持つ治療効果の本質は、エンドカンナビノイドシステム(ECS)との相互作用にあります。エンドカンナビノイド受容体を軸として働くECSは、痛み、空腹感、感情など、私たちのあらゆる身体機能が正常に保たれる様に常に調節しています。つまり、体内に問題が起こった時に治癒プロセスを開始させるかどうかの手綱を握っているのが、このECSなのです。CBDは、この治癒プロセスを主導するエンドカンナビノイドの生産量を増大させるため、治癒プロセスが促進されます。 関連記事: エンドカンナビノイドシステム CBDオイルを本態性振戦に使用すると、オイルに含まれるCBDを含めた多くのカンナビノイドが、筋肉の動きをつかさどるエンドカンナビノイド受容体と相互作用し、ECSの調節機能を活性化させます。この受容体は、脳と体全体に分布しており、CBDオイルがこれらの受容体に作用することで、リラックス効果、抗炎症作用、震えの軽減が期待できます。とある研究では、CBDが神経保護剤として効果的に作用し、上記の効果が証明されました。2 近年のCBD市場の拡大に伴い、過去に発表された目覚ましい研究結果が再び注目を集め始めています。こうした流れもあり、CBDが本態性振戦の治療法として正式に認められる事への期待が高まっています。 さらに、この流れに拍車をかける研究が、カリフォルニア大学サンディエゴ校で新たに開始されました。このFDA(米食品医薬品局)の承認を得ている正式な研究では、3 CBDとTHCの本態性振戦への効果を本格的に検証する試験が行われ、2019年末に結果が発表されました。この臨床試験の主任であるフェッター・ナハブ博士は、これまで解明されてこなかった本態性振戦の適切な治療法がCBDによって成し得るかもしれないとし、非常に大きな情熱を注いで研究に取り組んでいます。彼女はこの疾患について以下の様にコメントしています。「本態性振戦の患者は、パーキンソン病の10倍近くいると言われていますが、誰もこの疾患についてはっきりとした説明ができません。それほど開拓が進んでいない分野において、根本的な治療法が見つかる可能性が見えてきたということは、とても大きな医学進歩になります」 本態性振戦のためのCBD:摂取方法 本態性振戦を治療・改善するためにCBDを使用する場合、二通りの摂取方法があります。CBDに対する体の反応は人それぞれ異なりますので、今からご紹介する方法の中から、自分の体にあった最善の方法を見つけて安全に使用しましょう。 CBDオイルの舌下摂取CBDオイルは通常、スポイト付きの小さなボトルに入っています。使用する際は、数滴を舌の裏に垂らし、1分ほど含んだままにしてオイルを体内に吸収させます。 CBDリキッドの吸引摂取CBDのEリキッドによる摂取は、本質的振戦の自然療法の中でも最も手軽で人気が高い方法です。摂取すると、CBDの蒸気が肺に入り、より速やかに血流に吸収され、リラックス効果を発揮します。 CBDを摂取するにあたって、どの人にとっても最適な摂取方法というものはありません。なぜなら前述の通り、CBDに対する反応は人それぞれで、自分の体の声に常に耳を傾け、自分にだけの最適な量を見極める必要があるからです。 本サイトでは『CBD: A Patient’s Guide To Medical Cannabis(レオナルド・ライノフ著)』というCBDの用法・用量に関する本で紹介されているステップアップ方式を常に推奨しています。4 この方式では、1日に1滴の摂取を三回に分けるといった低用量摂取から始めて、3日ごとに徐々に量を増やし、この量が1日3滴を三回になるまで続けていく中で、体がどの様に反応するかを丁寧に観察する、という摂取方法を推奨しています。軽度の症状であれば、だいたい1回につき25mgが十分な摂取量と言われています。 関連記事:CBDの摂取量ガイド CBDを使用した本態性振戦患者の体験談 ネット上では、本態性振戦に対するCBDの効果について語られている体験談が、多く見つかります。あるCBDショップでは、提供したCBD製品によって症状改善が見られたユーザーの声が取り上げられています。この女性は、CBD製品のおかげで本態性振戦とポルフィリン症の症状に悩まされる事がなくなったと話しています。 まとめ これまでのことから、CBDは本態性振戦の治療に極めて効果的だという事がわかりました。CBDを使用する事により、けいれんが大幅に減少し、通常の日常生活を送ることができる様になったという事例も、数多く報告されています。摂取方法は、CBDオイルの経口摂取とEリキッドの吸引摂取がより高い効果を期待できると言われています。コスト面でも、他の処方薬や手術に比べ、はるかに安価です。また、天然成分なため副作用も極めて少ないため、日々の生活を改善するための治療薬として、安全に使用する事ができます。 本態性振戦は、必ずしも治療が必要な疾患ではありません。しかし、本態性振戦が生活に深刻な影響を与えるほど重度な場合には、代替手段を用いて症状を抑える必要があるかもしれません。 参考文献 Gloss D und Vickrey B. „Cannabinoids for epilepsy.“ PubMed […]

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月経前症候群(PMS)を改善するCBD

月経前症候群(PMS)は、女性の日常生活を大きく変えてしまうほどに不快な症状がいくつも重なって起こる、身体的・精神的不調の事です。PMSは生理前に現れ、数日にわたって症状が持続します。この毎月やってくる不快感を和らげるためには、PMSに対する理解を深め、自分に合った効果的な改善法方を知る必要があります。 月経前症候群(PMS)とは? PMSとは、排卵後から月経前までの期間に女性の体に現れる諸症状全体を指す言葉で、症状には身体的・精神的なものがあり、程度やどの症状が現れるかは体質や月経周期で大きく異なる場合があります。 PMSの症状はさまざまですが、どの女性にも共通して起こるイライラ感や不快感は耐えがたいものがあり、PMSを改善したいと思う女性のほとんどが、この症状を解消するための方法を探している事でしょう。PMSは、重症化すると月経前不快気分障害(PMDD)と呼ばれるようになり、ここまで症状が悪化すると、心身ともに衰弱するようになり、日常生活が正常に送れなくなってしまう場合もあります。 PMDDは、PSMと同様に女性の月経周期に合わせて症状が現れる障害で、女性の体に周期的に訪れるホルモンバランスの変動によって気分が極めて不安定になります。では、PMSの症状にはどういったものがあるかを具体的に見てみましょう。 月経前症候群の症状 PMSの症状は多岐にわたり、その種類は150にものぼります。現れる症状の種類や程度はその人の体質によって異なり、また、生活習慣やストレスレベルによっても変化します。 米国産科婦人科学会(ACOG)の発表では、約85%の女性が月経前に1つ以上の症状に見舞われ、その程度も軽度から極めて重度なものまでさまざまだとしています。 PMSの症状は通常、月経が始まる1、2週間前に現れ出しますが、これはその時女性の体内で起こっている変化の結果だと言えます。この期間中、多くの女性は軽いけいれんや一日中継続する全身の倦怠感などの比較的軽度な症状に悩まされ、 精神面では感情の起伏が激しくなり、イライラや怒りをコントロールする事が難しくなります。けいれんが起こる場合、頭痛、乳房の腫れや圧痛(押すと痛い状態)、そして便秘・下痢・嘔吐などの消化器系の障害、さらには性欲の減退なども併せて見られる場合があります。 また、その他の症状としては、特定の食べ物への食欲、疲労感、腰の痛みと不快感、吹き出物、不眠、集中力低下、うつ、不安感、体重増加などがあります。 PMSの症状を効果的に改善するCBD カンナビジオールオイル(CBD)は、多くの優れた薬効がある優れた有効成分であることが数々の研究で明らかになっており、非常に多くの病気や体の不調を治す力があることから、近年急激に人気が高まっています。そしてほとんどの女性が経験するPMSも、CBDオイルで大幅な改善が見込める疾患の一つなのです。 カンナビジオールは、カンナビスに含まれるカンナビノイドの一つで、テトラヒドロカンナビノール(THC)とは異なり不必要に多幸感をもたらす事はありませんが、不安障害やうつ病の治療に有効であることがいくつかの研究で示されています。1 関連記事:不安症のためのCBD & うつ病のためのCBD 薬理学に長く携わってきた医師であり、カンナビス治療研究への資金提供を目的とした非営利団体「The Pot Book」の創立者でもあるジュリー・ホーランド氏はCBDの効能についてこう語ります。「カンナビジオールは、生理前に生じるイライラや不快感を大幅に軽減してくれるだけでなく、2 抗不安作用や筋弛緩作用によって肉体的・精神的な緊張も緩和してくれます。また、生理がやってきた際の月経痛にも効果があります。」 CBDとカンナビスに関しては、特定の疾患への治療効果を調べる研究や、身体・精神・感情あらゆる側面での健康増進の可能性を調べる研究、医療応用の可能性を調べる研究など、さまざまな角度からの研究が行われており、PMSに対する治療効果についても同様に調査が進められています。 PMSのためのCBD: 症状別の使用方法 以上のことから、CBDオイルは、PMSの諸症状を軽減するのに極めて有効であり、様々な分野の研究者やCBD製品の利用者から大きな支持を得ている、前途有望な次世代の天然の万能薬であると言ってもいいでしょう。 CBDオイルの正しい飲み方を知りたい方は「飲み方ガイド」をご一読ください。 参考文献 R. de Mello Schier, Alexandre; P. de Oliveira Ribeiro, Natalia; S. Coutinho, Danielle; Machado, Sergio; Arias-Carrion, Oscar; A. Crippa, Jose; W. Zuardi, Antonio; E. Nardi, Antonio und C. Silva, Adriana. „Antidepressant-Like and Anxiolytic-Like Effects of Cannabidiol: […]

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ニキビとニキビ痕のためのCBD

ニキビ痕は、最もニキビが出来やすいと言われる10代だけでなく、あらゆる世代にとって悩ましい肌のトラブルです。人によっては、軽いものから重度のものまで、何十年もニキビが出来ては治りを繰り返し、結果として一生残る傷跡を作ってしまうことも少なくありません。痕が残らないようにレーザーなどの高価な治療法を選ぶ人もいますが、現在では天然の万能薬とも評されるカンナビジオールが配合されたCBDオイルに注目する人も増えています。 

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子宮内膜症の痛みを抑えるCBD

まざまで、数多くの症状を緩和することができる汎用性の高さから、多くの消費者や研究者から高い評価を得ています。特に子宮内膜症のような、根本的な治療法や原因がはっきりと分かっていない疾患へのアプローチとして注目を集めています。

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CBDオイル – レストレスレッグス症候群(RLS)を自然に治癒する方法

レストレスレッグス症候群のためのCBD 現在、RLSに対する決定的な治療法は見つかっておらず、一般的な医療機関で治療を受けると、ドパミン作動薬や鉄分を補う薬、抗てんかん薬、睡眠薬などを処方されるだけというケースがほとんどでしょう。こうした薬には何らかの副作用がある上に、服用したにもかかわらず症状の改善が見られない場合も多々あります。 残念なことに、CBDオイルにもこの疾患を治す力はありません。しかし、悪化した症状を抑えてより快適な生活を送る手助けをしてくれる強い味方になってくれるでしょう。CBDオイルには体を落ち着けるリラックス効果があるため、RLSで乱れてしまっている睡眠の質を上げてくれます。また、ドーパミンの量が増加し、脳内の神経伝達物質が活性化することにより、不随意運動が大幅に減少し、不安感が改善されます。同じ神経疾患であるパーキンソン病も、CBDオイルを摂取することによる症状改善が確認されています。 CBDオイルのRLSに与える影響を調べた研究 フランスのボルドーにある臨床神経科学研究所で行われた小規模な研究では、試験に参加した患者の83%に、RLSの症状改善が確認されたと報告しています。1 レストレスレッグス症候群に対する自然療法の有効性を調べたこの研究の参加者は、わずか6人と、統計学的に信憑性を持たせるには少ない人数ではあったものの、参加した6人のうち5人が症状の改善を実感したという事実は、CBDがこの疾患に有効であることを証明する大きな一歩となりました。 カンナビスと痛み・睡眠の関連性を調べた別の研究では、カンナビスが睡眠を補助する役割を持っており、RLSもこの植物の抽出液によって症状を緩和できる疾患であると説明されています。2 睡眠不足はレストレスレッグス症候群の症状の中でも最も苦しいものの一つなので、CBDの力でこの悩ましい症状が改善されるというのは、RLSを患う人にとっては大きな希望に違いないでしょう。 レストレスレッグス症候群に向けたCBDの使用方法 レストレスレッグス症候群に有効なCBDオイルの摂取方法はいくつかありますが、効き目や使い心地は人それぞれなので、自分に合った最適な摂取方法を選ぶといいでしょう。 線維筋痛症とレストレスレッグス症候群に対する自然療法 最近の調査で、線維筋痛症の女性の約30%がRLSを併発している事がわかっています。最近の調査で、線維筋痛症の女性の約30%がRLSを併発している事がわかっています。また、レストレスレッグス症候群を患っている人がCBDオイルを摂取する事で、筋肉の慢性的な痛み、うつ症状、集中力欠如、そして線維筋痛症が大幅に改善すると言われています。線維筋痛症にCBDオイル使用することの科学的研究は現時点ではほとんど行われていませんが、実際に使用してかなり症状が改善されたという報告があり、。症状を抑えるための効果的な方法として、RLS患者の間で人気が高まっています CBDと線維筋痛症については、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。 まとめ – CBDオイルはレストレスレッグス症候群の治療に有効か? これまでの内容を考慮すると、CBDはレストレスレッグス症候群の治療に適していると言えるでしょう。CBDを摂取することにより、足を動かしたいという衝動が大幅に減り、夜に静かに眠る事ができるようになったという事例が数多く報告されました。また、経口摂取するオイルタイプでも塗布するクリームタイプでも、すでに多くの人がその確かな効果を実感できているため、安心して使用する事ができます。これは、従来の副作用の強い化学合成医薬品の投薬治療とは違って、副作用も少なく天然成分のみで作られている、比較的安価で安全な症状改善法です。 レストレスレッグス症候群は、必ずしも治療が必要な疾患ではありません。しかし、そのままにしておくと生活に大きな支障がでてしまいますので、運動や食生活の改善、減量などで根本から改善したり、CBDのような天然成分で症状を緩和する道を検討してみてはいかがでしょうか。 参考文献 Shannon, Scott, and Janet Opila-Lehman. „Effectiveness of cannabidiol oil for pediatric anxiety and insomnia as part of posttraumatic stress disorder: a case report.“ The Permanente Journal 20.4 (2016): 108 [↩] Russo EB, Guy GW und Robson […]

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猫のためのCBD:知っておくべきこと

CBDが人の不安やうつ、痛みなどを軽減したり、がん治療に役立つと結論づけた研究が数多くあるという話を、どこかで耳にした人は多いと思いますが、1 2 3 ペットの猫に対してもCBDオイルによる同等の治療効果が得られるということは、実はあまり知られていません。4 近年では、かつてのようなヘンプ製品に対する誤解や良くない印象が払拭されてきているため、猫用のCBDに関心を持つペットオーナーが年々増えています。そうした人たちがまず初めに調べるのは、CBDオイルがどういったメカニズムで猫の健康を改善し、より幸せな生活を支えてくれるのかということです。本稿では、猫向けのCBDオイルについて知っておくべき全情報を紹介いたします。 CBDが猫の健康を改善するメカニズム 猫の身体には、人と同様エンドカンナビノイドシステムが備わっています。これは、エンドカンナビノイドシステムに作用する化合物であるCBDが、猫にも作用する事を意味します。CBDの主な特徴として、日常的な気分や快適さを左右する慢性疾患の治療に役立つ事と、特定の症状を未然に防ぐ予防効果が挙げられます。つまり、CBDはすでに患っている疾患への治療と、病気予防の両方の側面で猫の健康をサポートしてくれるのです。猫にCBDを使用するメリットは、他にもたくさんあります。 痛みと腫れを軽減する 痛みや腫れは、脳内のバニロイドと呼ばれる受容体によって制御されており、人、猫、どちらの脳内にも、この受容体が存在します。CBDが痛みを和らげ、炎症を抑えることができるのは、CBDがこの受容体を主なターゲットとし、5 活性化しないように制御する働きがあるからです。 こうして無力化された受容体は、それ以上患部に痛みや腫れを引き起こす信号を送らなくなり、痛みと腫れが次第に収まっていくのです。 うつと不安を和らげる うつと不安感は、どちらも脳内のホルモンバランスが乱れる事によって起こるとされています。こうした症状に苦しむのは人間だけだと思われがちですが、実は猫も同様に、うつ状態に陥ったり不安を感じたりすることがわかっています。6 人間と猫どちらにも備わっているエンドカンナビノイドシステム(ECS)は、睡眠、食欲、気分を調節する働きを持っています。そのため、このシステムを正常化してくれるCBDを使用することで、猫のホルモンバランスが正常なレベルに戻り、うつ状態や不安感を和らげることができるのです。 また、CBDは猫の脳内にあるセロトニン受容体とアデノシン受容体を刺激し、7 長期的な幸福感をもたらしてくれることが期待できます。さらには、不安やうつだけでなく、恐怖心や不安定な気分を改善することにも役立ちます。 関連記事:ペット向けのCBD 例えば、あなたの猫ちゃんが車に乗るのを嫌がった時にCBDを使用すれば、恐怖心が和らいで安全に移動することができます。また、分離不安症、大きな音への過剰反応、来客への恐れなどを抱える猫ちゃんにも、大きな症状の改善が見込まれます。 猫の不安改善にCBDを使用しても大丈夫? CBDにはいわゆる「ハイ」な状態を引き起こす向精神作用がありません。そのため、安心してペットにお使いいただけます。猫の不安感は、感情的な理由、もしくは生物学的な理由から生まれる言われており、繊細な生き物として有名な猫は、この感情に悩まされがちな動物なのです。 前述した通り、猫も人間と同様にエンドカンナビノイドシステムを持っているため、気分、痛み、炎症、不安、睡眠サイクル、そして全体的な免疫力などを調整するエンドカンナビノイドシステムの機能を増進するCBDオイルは、猫にとっても有益だといえるでしょう。 2016年に行われた研究では、CBDに含まれるカンナビノイドが様々な薬効を持っていると結論づけ、獣医学におけるカンナビノイドの使用への期待が高まりました。このことは、実験室の中だけではなく、実際にペットの動物を対象とした様々なテストでも実証されています。 人向けのCBDと猫向けのCBDはどう違う? 猫用のCBDといっても、実は人用に作られたCBDオイルのパッケージを変えただけじゃないの?と思う人がいるかもしれません。確かに、そうしたことをしているブランドがないとも言い切れません。 しかし、猫用のCBDには、以下の2つの点で成分に決定的な違いがあるため、これは考えにくいでしょう。 テルペンが除去されている 香料が添加されている 1998年にオクラホマ州立大学の動物臨床医学研究所が行った研究によると、一部のCBDオイルに含まれるテルペン類は猫にとって悪影響を及ぼし、場合によっては死に至るほどの強い毒性があることが報告されました。8 この問題に関する研究は現在も行われていますが、現時点では多くのブランドが安全のために、動物用CBD製品からテルペンを完全に除去するプロセスを取り入れています。 また、米国食品医薬品局は、誤って使用されないように人間用の食品や医薬品とペット向けの同様の製品のラベルをはっきりと区別できるような表示にするように厳格な基準を設けています。 CBDオイルには通常、猫が好む特殊な香料が添加されています。これによって、食欲が刺激され、自発的にCBD製品を口に入れてくれるようになります。とはいっても、使用されている香料はCBDの効果に影響を及ぼすものではありません。 人間用と猫用のCBDオイルは同じ原料から作られているため、前述した2点を除けば基本的には同じものです。現在、CBD製品を取り扱うCBDブランドは数多くありますが、標準的な二酸化炭素抽出法で製造された高品質なヒューマン・グレード(人向けと同等の品質を持った製品)のCBDオイルであれば、猫に対しても十分安全に使用できるでしょう。また、標準品質のCBDオイルであっても、基本的には汚染物質が含まれないように厳重な品質管理の下で製造されています。 CBDのベースとなる精油が出来上がると、人間の好みに合わせてテルペンや香料などの補完成分が加えられていきますが、こうした成分の中には、動物にはいい影響を及ぼさないものも含まれている可能性がありますので、まずはどういった成分が添加されているのかを成分表を見て確認しましょう。また、猫の体重によって摂取量も変わるので、動物に適切なCBD摂取量を調べる事も必須です。 米食品医薬品局の設けた基準では、人間向けとペット向けの製品それぞれに、適切な表記をすることが義務付けられており、ラベルには、内容量と数、1回分に含まれるCBDの量、THC含有量、成分表、製造日、有効期限が明確に記されていなければなりません。この表記を見て、キャリアオイルとテルペン以外の添加物が含まれていなければ、猫への使用は問題ないといえるでしょう。 ただ、同じ製品であっても、自分が使用するものとペットが使用するものは、別々に保管する必要があるでしょう。 猫向けのCBDには副作用がある? CBDオイルを猫に使用しても安全? 猫にCBDを与える前に、飼い主はCBDによって生じるリスクや副作用について十分に理解しておく必要があります。これまでに、CBDを猫に使用した事によって深刻が副作用が現れたという報告例はありませんが、CBDを与えた直後、鎮静効果が過度に作用したというケースはまれに見られるようです。 また、胃腸への影響も、こうした製品を使用した場合に起こりやすい副作用の一つです。通常、飼い主がこの異変に気づくのは、CBDを猫の食事に取り入れ出した直後です。こういった副作用を避けるためにも、出来る限り低用量から摂取を始めてください。 関連記事:CBDの副作用 CBDは猫の攻撃性を抑える 猫は、他の動物や他の猫、あるいは他の人に向けて攻撃性を剥き出しにすることがあります。猫の過度な攻撃性を抑えるためにCBDオイルを使用することを検討しているのであれば、攻撃性にはいくつかの段階があることを知っておく必要があります。多くの場合、猫の攻撃性は感情的な仕草、行動、ボディランゲージなどで表出し、甲状腺機能亢進症、てんかん、関節炎、その他の持病がこうした攻撃的な行動を引き起こす場合があると言われています。 猫向けのCBDオイルは、様々な症状による痛みやいら立ちを和らげてくれることが明らかになっており、9 10 さらには、高い鎮静作用と抗炎症作用によって、上記のような持病からくる猫の攻撃性を大幅に抑えることができるでしょう。11 12 腎臓病の猫のための猫用CBDオイル あなたの猫ちゃんが、腎臓病で無気力、嘔吐、食欲不振に陥ってしまっているのであれば、CBDオイルは、そうした症状を改善するの手助けになるかもしれません。ある研究によると、CBDは慢性的な神経障害性疼痛を軽減しながら腎臓病の治療を手助けことがわかっています。通常、猫の急性腎臓病は、早期に発見されれば治療可能と言われていますが、13 進行度によっては治療が困難になるため、適切な治療方法が変わってきます。残念な事に、CBDオイルは腎臓病を根本から治療することはできませんが、症状を軽減することは可能です。 がんの猫のためのCBDオイル あなたの愛猫ががんと診断されてしまい、それがつい最近のことであれば、CBDオイルで改善が見込めるかもしれません。CBDは、身体が腫瘍細胞の成長と拡散を食い止めるサポートをし、さらにがん細胞を直接破壊する力も持っているという、14 希望が持てる研究結果が複数発表されています。15 ただ、飲み合わせの問題や適切な摂取方法などの問題があるため、猫にCBDを与える前には、必ず獣医に相談しましょう。 皮膚病の猫のためのCBDオイル 猫と犬は、同じ種類の皮膚疾患にかかると言われていますが、それは猫が犬と同じリスク因子にさらされているからです。猫の皮膚疾患に伴う症状としては、炎症、かさぶたや淡い斑点などがありますが、CBDオイルには高い抗炎症作用があるため、こうした症状を持つ様々な皮膚疾患の治療に役立ちます。16 […]

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テルペンとは?

テルペンとは、カンナビス(ヘンプ)の中に含まれる有機炭化水素のことで、この植物の花や葉から発される独特の香りは、この成分からきています。実はこの香りは、虫や鹿から身を守るための防御機構なのです。

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乾癬治療としてのCBD

この乾癬という病気を治療するために、これまで数々の治療法が試されてきましたが、その中で今期待が高まっているのが、CBDオイルの使用です。CBDオイルは乾癬の症状を徐々に和らげ、悩ましい不快感を取り除いてくれる事がわかっています。 CBDオイルが乾癬の治療に適している理由 CBDオイルを肌に塗ると、皮膚の表面に保護膜が作られます。そしてその中でCBDの成分が患部に浸透し、治療効果を発揮します。CBDオイル内の多様なカンナビノイド(CBDを含む)は、肌の問題を改善し、健康に保つ力を持っています。これらの成分は、乾癬の症状に直接的な関わりのあるエンドカンナビノイドシステムに作用します。エンドカンナビノイドシステムとCBDが相互作用すると、カンナビノイドは表皮、真皮、そして皮下組織と、皮膚を構成する3層全てに影響を与えていきます。 乾癬に対しては、皮膚細胞の生成を遅らせ、皮膚の代謝が正常に戻っていきます。このような反応はCBD特有のものであり、その他の天然成分を使用しても同じようなことは起こりません。 こういった理由で、CBDオイルが乾癬に対する最善の治療方法だとする声が広がっています。 CBDを肌に使用するメリット CBDオイルを皮膚に使用するメリットは、非常に多くあります。乾癬はもちろんのこと、にきび、湿疹、発疹、その他多くの慢性的な健康問題を改善することができます。また、関節の痛み、炎症、不安などを軽減するため、こうした問題を抱える人にも愛用されています。このように、CBDは万能薬といっても過言ではないほど多岐にわたる症状改善の力を持っており、様々な病気の治療法の一つとしてCBDの名前を見る事が多いのはこのためです。 そして現在多くの国でCBDオイルを合法化する動きがあり、これは、慢性疾患に対する多くの医療効果がある事が明らかになったからです。どの国がCBDに対して寛容で、どのタイプの製品の使用が認められているのかを知りたい方は、本サイトのCBD法律ガイドをご覧ください。アメリカにお住まいの方には、州別の法律ガイドをご用意していますので、こちらもご一読ください。乾癬などの肌トラブルに悩む人にとって、CBDオイルが最善の選択肢だという事は、前述したとおり、CBDオイルの完全な合法化を検討している国がこれだけ多いことを見てもうなずけます。 CBDを肌に使用した際の副作用 CBDオイルには、その他の医療薬同様に注意しなければならない副作用があります。考えられる副作用は以下の通りです。 眠気 低血圧 ドライマウス こうした副作用はほとんどの場合、初めて摂取した後に起こると言われていますが、重い場合は別の疾患につながる可能性もあるため、身体が弱い方は、CBDオイルを使用する前に医師に相談する事をお勧めします。中には、すでに患っている疾患の症状の悪化を避けるために、CBDオイルを避ける必要があるというケースもありますので、慎重な摂取を心がけてください。 関連記事 : CBDの副作用 : 総合ガイド その効果は目視でも確認できるほど顕著に現れます。一定期間使用を続ければ、乾癬の症状が軽減されて肌の状態が改善されていっていることが確認できるでしょう。しかしながら、乾癬は再発しやすいと言われているので、完全に治療するためにはある程度長期的なCBDオイルの使用が必要になります。また、効き目には個人差があるため、完全に治療が完了するまで数ヶ月使用し続ける必要がある場合もあります。 乾癬治療にCBDを使用した成功例 マークさん: 「CBDオイルの使用を始めた時点では、あまり高い期待は持っていませんでした。というのも、友人から副作用の話を聞かされていましたし、使用するかどうかかなり悩んでいたんです。でもいざCBDオイルを使い始めてみると、聞いていた話とかなり違う事がわかりました。まず、肌の状態が徐々に良くなっていって、心が軽くなっていきました。乾癬の症状がある肌の所々で、みるみる状態が改善されていくのがわかったんです。これは、今まで試した中で間違いなく一番効果があった治療法でした。なので、これからもCBDオイルを使い続けたいと思ってます。」 乾癬とカンナビノイド(CBD)についての研究 乾癬を患った皮膚では、ほとんどの皮膚細胞が表皮角化細胞の増殖を起こします。CBDオイルの成分が体内の皮膚細胞に入ると、この表皮角質細胞の増殖プロセスが低下する事が研究で明らかになっています。そしてその結果、皮膚細胞の代謝が安定し、乾癬の症状が軽減されるのです。1 また、湿疹、にきび、肌荒れなどの他のすべての皮膚疾患がCBDオイルによって改善される事が期待できます。同時に、皮膚とは関係のない他の多くの症状にも高い治療効果を持っているため、CBDが私たちの身体にもたらしてくれるメリットは数をあげればキリがありません。こういった理由から、CBDオイルは乾癬にたいして高い医療効果を持つ安全な治療法であると同時に、その他の様々な疾患の治療法としてより積極的に検討されていくべきでしょう。 参考文献  J. D. Wilkinson and E. M. Williamson, „Cannabinoids Inhibit Human Kerationocyte Proliferation through a Non-CB1/CB2 Mechanism and Have a Potential Therapeutic Value in the Treatment of Psoriasis“, Journal […]

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CBDと自閉スペクトラム症(ASD)

世界保健機関(WHO)によれば、160人に1人の子供が自閉症スペクトラム症(ASD)をもっていると言われており、その有病率は年々上がっているため、今後一層ASDへの認知と理解が保護者の間で必要になってきています。その一方で、臨床研究においてASDの確固とした治療法は未だ見つかっていません。そうした中で、現在自閉スペクトラム症に高い医療効果があると注目されているのが、CBDです。 自閉スペクトラム症の子供にCBDを使用する際には、保護者がCBDとASDに関する知識を持つ事がとても大事です。現在、CBDがASDへの最善の治療法であることを明確に示したデータはありませんが、CBDがASD治療に有効であることを裏付ける事例証拠が多数存在します。1 Journal of Autism and Developmental Disorders誌に掲載された研究では、一部のカンナビノイド受容体がASDを制御する事と関連があると報告されています。2 また、ASDは不安、睡眠障害、恐怖症、強迫性障害(OCD)など、多くの合併症を伴うことがあります。このように、ASD患者が抱える症状は多岐に渡りますが、驚くべき事にCBDはこれらの症状のほとんどを緩和する効果があるとされています。ASDの症状の中でもよく知られているコミュニケーション障害は、自傷行為、怒り、不安、その他の反復的な自己静 穏化などの行動を起こすため、最も苦しいと言われている症状の一つですが、CBDの鎮静作用がこの症状の改善に、効果的に働いてくれます。 CBDが自閉スペクトラム症(ASD)に働くメカニズム CBDがASDの治療に役立つと言われている理由の一つとして、ASDの発症原因や脳の発達にはエンドカンナビノイドシステムが大きく関係している事が挙げられます。3 胎児の頃の環境要因で起こったゲノム変異は、エンドカンナビノイドシステム(ECS)の機能を阻害し、その結果、多くのASD関連の症状が引き起こされます。そのプロセスはまだはっきりと解明されてはいませんが、エンドカンナビノイドシステム受容体の不足が、ASDで起こる不安の原因であると研究者達は考えています。そのため、CBDはASD患者の不安を和らげるのに有効であると言えるでしょう。4 ASD治療にCBDを使用するメリット CBDには鎮静作用があるため、自閉スペクトラム症(ASD)が原因で起こる特定の行動を正常化する働きがあります。実際に、不均衡になった脳内抑制性神経細胞のレベルを引き上げることで脳の抑制機能を向上させる事がわかっています。このことから、CBDは脳内のバランスを保ち、発作を軽減し、社会的行動を正常化する働きのある、極めて医療効果の高い成分だという事が言えるでしょう。 CBDをASDの治療に使用した場合、どんな副作用がある? CBDは、世界保健機関(WHO)で人体に害のない安全な成分であると公表されています。5 ところが、効き目は個人差があるため、まれに副作用が出るケースがあります。CBDを使用する際には、副作用について正しい知識を身につける事が必要です。 詳しくはこちらのガイドをご覧ください。 エンドカンナビノイドシステムとASD エンドカンナビノイドシステム(ECS)は、CBDとASDを結ぶ根幹となる機構です。ASDの症状の多くは、体内のエンドカンナビノイドシステム(ECS)の機能に異常を来す事で起こります。ECSは体内で以下のような、さまざまな調節機能を果たしています。 気分の変化 喜びと快感 記憶のコントロール 痛み 運動機能のコントロール ECSが機能するために欠かせないエンドカンナビノイド受容体は、体内の大部分に存在しているため、体全体にこうした調節機能をもたらす事が可能で、ASDに効果的に働く鎮静作用も、CBDがエンドカンナビノイドシステムの調節機能を促進させることによるものです。 ASDのための、適切なCBD摂取量 これまでの事例報告やCBDの専門家によれば、CBDで過剰摂取が起こる可能性は極めて低いようです。それほど副作用が少なく安全な成分という事が、いくつかの研究で明らかになっています。しかしながら、効き目には個人差がありますので、まずは低用量から始めて、時間をかけて徐々に摂取量を増やしていくことをおすすめします。これは、どの量のCBDが自分に合っているかを効率的かつ正しく知るための最善の方法です。また、自分に最適な摂取量の目安を知るために、自分がどのような症状をどの程度持っているのかを理解する事も重要です。 摂取量については「CBDの投与量」で詳しく紹介していますが、基本的にはライノフ氏とバーンバウム氏によるによるステップアップ法に則っています。彼らの著書『CBD: A patient’s guide to Medical Cannabis』によると、マイクロドースと呼ばれる低用量から始める方法を取る事で、ASDの症状に効く最適な摂取量がわかるとされています。 CBDがASDにもたらす影響を調べた研究と結果 研究では、CBDに関する様々なデータが集められ、CBDの使用がASDの効果的な治療法であることを肯定する結果が示されています。 『USA Today』に掲載された記事では、CBDとASDに関する事例証拠として最も有力なデータとして、数年前にイスラエルで行われた子供のてんかんに関する臨床研究が紹介されました。6 この中で注目されたのは、ASDの子供の約30%がてんかんの特徴を持っているということでした。また、全体の70%が、CBDを使用することでASDの症状による不安感が軽減されていることが確認されました。 これらの研究を踏まえると、CBDがASDに苦しむ人々の救済として今後活用されていく事が大いに期待できます。 参考文献 Chakrabarti, B., Persico, A., Battista, N. and Maccarrone, M. (2015). Endocannabinoid Signaling […]

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喘息のためのCBD:CBDは喘息に効く?

WHOが行った調査で、世界中で約2億3500万もの人が喘息に苦しんでいるという統計が発表されました。1 喘息は、子供がかかる病気の中で最もかかりやすい慢性疾患の一つと言われています。喘息にかかる人の割合は、年々増加の一途をたどっています。喘息は重病には分類されませんが、その有症率からすると世界中を支配してしまっても不思議ではありません。本記事では、喘息とは何か、また、喘息の一般的な治療法にはどんなものがあるかを紹介していきたいと思います。 喘息とは? 喘息は、気道が炎症を起こして狭くなってしまい、2 それによって呼吸が大変困難になってしまう慢性疾患です。この収縮は、肺に酸素を送り込むための気道で起こるため、非常に苦しい症状と言われています。 喘息を取り巻く状況は、年々悪化しています。これは、毎年200万人もの喘息患者が病院を訪れていることからも明らかです。 CBDは喘息に効くの? CBDは強力な抗炎症作用を持っています。CBDが喘息の症状緩和に効くとされる一番の理由はこの抗炎症作用にあり、CBDを摂取することによって体内で悪化した炎症をうまく管理できるようになるのです。 また、CBDを毎日習慣的に使用することで、喘息そのものをコントロールし、発作の際の筋肉の痙攣や痛みを軽減することができます。 筋痙攣の緩和 CBDには、筋痙攣(筋肉のつり)を緩和する作用があります。喘息の発作として起こる気管支けいれんは、肺の筋肉が突然収縮する事を言います。この収縮により急激に呼吸困難に陥りますが、この現象に対する体の反応は軽いものものから極めて重度のものまで、実に様々です。この気管支けいれんは、喘息を診断する上での基準となっています。CBDが効果を発揮するのは、この気管支けいれんが起こった時です。CBDは、筋肉のけいれんを抑えたり、完全に止めるのに極めて効果的であることが、数々の研究によって明らかになっています。 喘息の治療にCBDを使用するメリットの一つとして、副作用が極めて少なく安全に摂取できるという利点があります。喘息治療にCBDを使用した人の多くは、副作用がない、もしくは非常に軽微なものであったと報告しています。こうしたことから、CBDは推奨されている摂取量や摂取方法を守って使用する限りは、非常に安全な成分だと言えます。 カンナビスがCBDの気管支けいれんを抑制する働きを調べる多くの研究で、この作用がカンナビスの一成分であるCBDによるものだということが証明されました。この気管支の筋肉を弛緩する作用によって、CBDは効果的な筋痙攣の緩和を可能にしているのです。より分かりやすい言葉に言い換えると、体がリラックスする事で呼吸がしやすくなるのです。つまりは、肺周辺の筋肉をリラックスさせることで、心臓に酸素を供給する気道が広がり、呼吸が楽になります。 鎮痛作用 CBDは、喘息による痛みを和らげる力もあります。この鎮痛作用は、CBDが喘息に与えるメリットの中でも特に注目すべき点です。痛みは、喘息の主症状として数えられていませんが、実際には喘息の発作で4分の3以上の人が胸の痛みを訴えています。 特に発作がひどい場合は、耐えがたいほどの強い痛みを感じると言われており、この苦しい症状は無視できない問題です。ここで着目すべき点は、肺には痛みを感じる神経がないため、この痛みは別の場所で起こっているということです。喘息患者が感じる痛みは、実は呼吸困難からくるものなのです。 CBDが喘息に対して示す鎮痛効果のみを具体的に調べた研究はまだ行われていませんが、筋肉のけいれんや肺の圧迫感を和らげることは明らかになっています。こう言った作用により、気道内の空気の流れがスムーズになり、筋肉への負担が軽減されるので、これだけでも呼吸時の痛みを抑えるには十分といえるでしょう。 喘息とエンドカンナビノイドシステム これまで、エンドカンナビノイドシステムと様々な薬物の相互作用を調べる多くの研究が行われてきました。そしてこれらの研究の過程で、一つの事実が明らかになりました。それは、エンドカンナビノイドシステムが特定の疾患に対して保護的役割を果たしていることです。この疾患には喘息も含まれています。 喘息に最適なCBDの摂取量 本章では、理想的な摂取量を知るためのステップアップガイドをご紹介いたします。ライノフ氏とバーンバウム氏は、彼らの共著『CBD: A patient’s guide to Medical Cannabis』3 の中で、喘息のためのCBD摂取の際には、マイクロドースと呼ばれる低用量から始める摂取方法を推奨しています。 用法・用量の詳細については、CBDの用法・用量に関する記事をご覧ください。 CBDで喘息を改善するには、どのように使用すればいい? 喘息の治療にCBDを使用する場合、CBDオイルがおすすめです。CBDオイルを経口摂取する場合は、数滴を舌の下に垂らし、口の中で完全に吸収されるまで含んでいてください。すぐに飲み込まずないように気をつけてください。そうすることで、消化、吸収がより早く行われます。こうした方法が苦手という方は、カプセルタイプを選ぶか、飲み物に混ぜて摂取する方法がおすすめです。 喘息とCBDに関する研究で明らかになったこと ここ数年で、世界中の研究機関や団体で、喘息治療におけるCBDの有効性に焦点を当てた医学研究が、数多く行われてきました。4 これらの研究は、CBDの喘息治療への有効性、そして喘息患者が治療にCBDを取り入れることによって、この病気をコントロールできるようになることを証明するものです。5 研究は主に、CBDに対して偏見のない様々な分野の専門家、研究機関、組織によって行われました。一つ一つの素晴らしい研究が、CBD摂取は喘息に対する最も安全な治療方法の一つであることを明確に示しているのです。 参考資料 Who.int. (2019). WHO | Asthma. [online] Available at: https://www.who.int/respiratory/asthma/en/ . [↩]WebMD. (2019). Guide to Asthma. [online] Available at: https://www.webmd.com/asthma/what-is-asthma#1 [↩]Leinow,, L. […]

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