cbd and maternity

妊娠とCBD

妊娠中の体は、健康を気遣い過ぎるという事はない、と言われるほどに、小さな影響も受けやすくなっています。これが、妊娠中にCBDを使用する事への賛否が分かれている理由なのかもしれません。妊娠は、女性の一生の中で最も素晴らしい経験の一つではありますが、それと同時に、最も痛く辛い体験でもあります。そしてそれに伴ってさまざまな症状も引き起こされます。代表的な症状には、吐き気、片頭痛などの身体的なものから、不安障害、うつ病なども精神的なもおまで、多岐に渡ります。 妊婦はカンナビスを使用しても大丈夫? 多くの人は、アサ草とヘンプを混同して覚えてしまっています。どちらもカンナビス科の植物であることは間違いありませんが、摂取した時に現れる効果は大きく異なります。その大きな要因は、アサ草に多く含まれる、THCと呼ばれる向精神作用を引き起こす成分にあります。一方ヘンプは、THCの含有量が極めて少ないことに加え、体内のあらゆる機能を調節し、不調を改善してくれるカンナビノイドが多く含まれています。ヘンプから抽出されるCBDには、うつ病をはじめとする多くの病気を改善する効果があることが、研究で明らかになっています。1 また、前述の通りTHCが0.3%以下と極めて少ないため、摂取してもハイになることはなく、安全性の高さからほとんどの国で合法的に使用する事ができ、高齢者やペットにも安心してお使いいただけます。 CBDとは? 原料となるカンナビス・サティバと呼ばれる植物には、2種類の有効な主成分があり、それぞれが独自の治療効果を持っています。その一つであるTHC(テトラヒドロカンナビノール)は、精神活性作用をもたらすカンナビスの成分として有名なカンナビノイドです。一方、CBD(カンナビジオール)は、そうした「ハイ」な状態をもたらす様な作用はなく、その代わりに数え切れないほどの薬効があり、極めて治療効果の高い成分と言われています。カンナビス製品を利用するにあたってTHCの有害性やリスクを知ることは非常に大事ですが、同時に、CBDの様に安全で副作用の少ない成分があることも知る必要があります。カンビナスは危険、といった長年の誤解や誤認識り改善されていかない限り、CBDの本来の力が広く知れ渡っていく将来は期待できないでしょう。 CBDについてわかっていること 妊娠は感動的で喜ばしい出来事ですが、母親と生まれてくる子供の体は脆弱で、さまざまな健康リスクにさらされてしまう時期でもあります。このため、こうした時期における摂取はリスクが大きすぎるという反対の声も少なくありません。また、CBDの妊婦に及ぼす影響についてまだ十分な研究がなされていないため、控えたほうがいいという意見もあります。一方で、実際にCBDを使用しているユーザーからは、CBDによって痛み、不安、うつなどの症状を和らげる事ができたという経験から、妊婦への使用を支持する声が上がっています。彼らの主張としては、CBDはほとんどの処方薬に比べてリスクの少ない天然由来の成分であるため、副作用の大きい医薬品よりもはるかに妊娠中の女性と胎児への影響は少ないという事です。 米国産科婦人科学会(ACOG)は、妊娠中の女性と授乳中の母親にはカンナビス製品の使用を中止するようにと、明確に勧告を発表しています。この勧告の主な理由としては、最近の研究によりカンナビスの成分が胎児の脳内で神経細胞の発達を促し、脳の経路を構築するエンドカンナビノイドシステムに悪影響を及ぼすことが明らかになったからだとしています。モンテフィオーレ病院ファミリーケアセンターのメディカルディレクターであるタリサ・L・バーニー博士は、CBDの健康上の利点は疑いようがなく、妊婦に対しても同じ様に高い治療効果が認められている、それにも関わらず、米国産科婦人科学会がCBDの使用を推奨していないのは、政府の規制が十分になされていないからだ、と主張しています。その一方で、決められた用量や処方を定める事が難しいCBDは、不適切な量の摂取をするリスクがあるとも述べています。 妊娠に対するエンドカンナビノイドシステムの役割 エンドカンナビノイドシステムは、胎児の脳内でニューロンを作り、脳のネットワークを構築します。このように、胚の段階から出産直前まで重要な役割を果たしているエンドカンナビノイドですが、出産結果の面においてマイナスに働いたという事例は一つも報告されていません。また、妊娠中のカンナビス使用が早産や流産、または大きな身体的異常をもたらすことはないという事が、研究で明らかになっています。 妊娠中にCBDを摂取する上での注意点 本章では、すでに医療機関に相談した上で妊娠中にCBDを摂取することを決めている方のために、いくつか押さえておくべきポイントをご紹介します。 CBDには、微量でも胎児に影響を与える恐れのあるTHCやその他の有害物質が混入している可能性はゼロではありません。そのため、体内への吸収率が高いVAPEなどによる吸入摂取は避けたほうがいいでしょう。 最も安全にCBD摂取する方法としては、スポイト付きオイル、ペースト状、カプセル、ローションなどの形で提供されている純度100%のCBDオイルを、それぞれの用法で摂取・使用する事です。また、体や筋肉に痛みがある場合は、CBDのクリームやオイル、ローションなどを患部に塗る事で素早く痛みを緩和する事ができます。 妊娠とCBDに関する研究で明らかになったこと 妊娠中のCBD使用に関する研究はそれほど多くはありませんが、いくつかの研究で、重要な事実が明らかになりました。そのうちの一つに、CBDが妊娠中の母親の早産を抑止するのに有効であることを示した研究があります。2 2016年、シャンヤ・コナ博士は、赤ちゃんの産後発育の合併症にカンナビスがどう影響を及ぼすのかを調べた複数の研究を行いました。その結果、シャンヤ博士率いる研究チームは、カンナビスを単独で使用しても、出産時の合併症や発達上の問題が起こらないことを明らかにしました。 また、1980年代にメラニー・ドレーハー博士によって行われた2つの縦断研究では、胎内でカンナビス成分を取り入れた胎児は、生後3日目と5歳になってからの検査の両方で、結果に大きな差が見られなかった事がわかりました。 メディカル・マリファナ社の社長であり、この分野の研究者であるスチュアート・タイタス博士は、妊娠中にCBDオイルを使用した女性を調査したところ、これまで有力とされていた一般的な意見に反して、生まれた子供達は極めて健康で元気に成長していると語っています。 まとめ 妊娠中にCBDを使用する事で、妊婦と胎児に悪影響を及ぼすことはない事を示した研究はありますが、使用を決断する前に、この問題に詳しい医療機関や専門医に相談することを強くお勧めします。また、現段階では妊娠中のCBDオイルの使用に関する臨床研究データは十分に揃っておりません。そのため、妊娠中の場合は専門家の指導を受けるか、CBDの使用を控えましょう。 参考文献 Kogan, N. and Mechoulam, R. (2007). Cannabinoids in health and disease. Dialogues in Clinical Neuroscience, 9(4), pp.413–430. [↩]Houlihan, D., Dennedy, M. and Morrison, J. (2010). Effects of abnormal cannabidiol on oxytocin-induced myometrial contractility. REPRODUCTION, […]

続きを読む
CBD for PMS

月経前症候群(PMS)を改善するCBD

月経前症候群(PMS)は、女性の日常生活を大きく変えてしまうほどに不快な症状がいくつも重なって起こる、身体的・精神的不調の事です。PMSは生理前に現れ、数日にわたって症状が持続します。この毎月やってくる不快感を和らげるためには、PMSに対する理解を深め、自分に合った効果的な改善法方を知る必要があります。 月経前症候群(PMS)とは? PMSとは、排卵後から月経前までの期間に女性の体に現れる諸症状全体を指す言葉で、症状には身体的・精神的なものがあり、程度やどの症状が現れるかは体質や月経周期で大きく異なる場合があります。 PMSの症状はさまざまですが、どの女性にも共通して起こるイライラ感や不快感は耐えがたいものがあり、PMSを改善したいと思う女性のほとんどが、この症状を解消するための方法を探している事でしょう。PMSは、重症化すると月経前不快気分障害(PMDD)と呼ばれるようになり、ここまで症状が悪化すると、心身ともに衰弱するようになり、日常生活が正常に送れなくなってしまう場合もあります。 PMDDは、PSMと同様に女性の月経周期に合わせて症状が現れる障害で、女性の体に周期的に訪れるホルモンバランスの変動によって気分が極めて不安定になります。では、PMSの症状にはどういったものがあるかを具体的に見てみましょう。 月経前症候群の症状 PMSの症状は多岐にわたり、その種類は150にものぼります。現れる症状の種類や程度はその人の体質によって異なり、また、生活習慣やストレスレベルによっても変化します。 米国産科婦人科学会(ACOG)の発表では、約85%の女性が月経前に1つ以上の症状に見舞われ、その程度も軽度から極めて重度なものまでさまざまだとしています。 PMSの症状は通常、月経が始まる1、2週間前に現れ出しますが、これはその時女性の体内で起こっている変化の結果だと言えます。この期間中、多くの女性は軽いけいれんや一日中継続する全身の倦怠感などの比較的軽度な症状に悩まされ、 精神面では感情の起伏が激しくなり、イライラや怒りをコントロールする事が難しくなります。けいれんが起こる場合、頭痛、乳房の腫れや圧痛(押すと痛い状態)、そして便秘・下痢・嘔吐などの消化器系の障害、さらには性欲の減退なども併せて見られる場合があります。 また、その他の症状としては、特定の食べ物への食欲、疲労感、腰の痛みと不快感、吹き出物、不眠、集中力低下、うつ、不安感、体重増加などがあります。 PMSの症状を効果的に改善するCBD カンナビジオールオイル(CBD)は、多くの優れた薬効がある優れた有効成分であることが数々の研究で明らかになっており、非常に多くの病気や体の不調を治す力があることから、近年急激に人気が高まっています。そしてほとんどの女性が経験するPMSも、CBDオイルで大幅な改善が見込める疾患の一つなのです。 カンナビジオールは、カンナビスに含まれるカンナビノイドの一つで、テトラヒドロカンナビノール(THC)とは異なり不必要に多幸感をもたらす事はありませんが、不安障害やうつ病の治療に有効であることがいくつかの研究で示されています。1 関連記事:不安症のためのCBD & うつ病のためのCBD 薬理学に長く携わってきた医師であり、カンナビス治療研究への資金提供を目的とした非営利団体「The Pot Book」の創立者でもあるジュリー・ホーランド氏はCBDの効能についてこう語ります。「カンナビジオールは、生理前に生じるイライラや不快感を大幅に軽減してくれるだけでなく、2 抗不安作用や筋弛緩作用によって肉体的・精神的な緊張も緩和してくれます。また、生理がやってきた際の月経痛にも効果があります。」 CBDとカンナビスに関しては、特定の疾患への治療効果を調べる研究や、身体・精神・感情あらゆる側面での健康増進の可能性を調べる研究、医療応用の可能性を調べる研究など、さまざまな角度からの研究が行われており、PMSに対する治療効果についても同様に調査が進められています。 PMSのためのCBD: 症状別の使用方法 以上のことから、CBDオイルは、PMSの諸症状を軽減するのに極めて有効であり、様々な分野の研究者やCBD製品の利用者から大きな支持を得ている、前途有望な次世代の天然の万能薬であると言ってもいいでしょう。 CBDオイルの正しい飲み方を知りたい方は「飲み方ガイド」をご一読ください。 参考文献 R. de Mello Schier, Alexandre; P. de Oliveira Ribeiro, Natalia; S. Coutinho, Danielle; Machado, Sergio; Arias-Carrion, Oscar; A. Crippa, Jose; W. Zuardi, Antonio; E. Nardi, Antonio und C. Silva, Adriana. „Antidepressant-Like and Anxiolytic-Like Effects of Cannabidiol: […]

続きを読む
cbd for endometriosis

子宮内膜症の痛みを抑えるCBD

まざまで、数多くの症状を緩和することができる汎用性の高さから、多くの消費者や研究者から高い評価を得ています。特に子宮内膜症のような、根本的な治療法や原因がはっきりと分かっていない疾患へのアプローチとして注目を集めています。

続きを読む
cbd for pcos

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)のためのCBD

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は多岐にわたる悩ましい症状を伴う疾患ですが、カンナビジオール(CBD)と呼ばれるカンナビスから抽出される有効成分がそれらの症状改善の手助けをしてくれます。 CBDには、不安、痛み、PMS、不眠症などを軽減する効果があります。また、原料となるアサ草とは違って向精神作用を持たないため、PCOSの症状を治療するのに有効だとされており、症状に苦しむ人の気分をリラックスさせ、睡眠の質を向上させます。 また、生理不順は不妊の原因にもなるので、PCOSになった女性が不妊に悩まされることも多く、卵巣に液体が溜まることで、卵の定期的な放出が阻害されてしまうことがあります。PCOSを発病した人の体内では、身体に取り入れた食べ物がエネルギーへと変換されていくプロセスを調整する、インスリンと呼ばれるホルモンの量を調節する事ができなくなり、結果としてこのホルモンの血中濃度が通常よりも増加します。PCOSを発病する原因としては、不健康な食習慣、肥満、運動不足、遺伝などが考えられます。 治療法 PCOSは、耐えがたい不快感や痛みのある症状をもたらしますが、そうした症状が改善できるとして今注目を集めている治療法の一つが、医療用ヘンプに含まれる非精神活性化合物であるカンナビジオール(CBD)の使用です。CBDには、PCOSの症状を即座に緩和する効果が認められています。なお、CBD製品には、効力や濃度、摂取量などによってさまざまなタイプに分かれていますので、多くの症状が現れるPCOSにおいては、こうしたタイプの違いを十分に理解した上で、自分に合った製品と摂取量を決めていく必要があります。 病状が深刻な場合は、必ずCBDを摂取する前に医療機関に相談してください。 CBDがPCOSの症状を改善するメカニズム 抗炎症作用 / 鎮痛作用 カンナビジオール(CBD)には、抗炎症作用と鎮痛作用があり、神経障害性疼痛や炎症性疼痛を大幅に軽減する事ができる治療薬としても認められています。また、この成分は、耐性ができて効き目が薄れてしまったり、精神活性作用などの副作用を引き起こすような事はなく、安全で効果的に激しい痛みを軽減することができるのです。また、カンナビジオールには抗不安作用があるため、不安障害の改善にも用いられています。これらの特性から、CBDはPCOSの多くの症状、特に不眠症と不安の改善に最適だと言えます。 エンドカンナビノイドシステムを正常に保つ ECS(エンドカンナビノイドシステム)は体内のホメオスタシス(生体恒常性を調節するシグナル伝達機構です。ECSは、エンドカンナビノイドと2つのカンナビノイド受容体から成り、生殖機能を含むすべての体内で起こるプロセスの均衡を保つ役割を担っています。研究によると、このECSの機能不全がPCOSを発病する原因の一つであると言われています。カンナビノイドの一種であるCBDは、エンドカンナビノイドと同じ化学構造を持っているため、ECSが正常に働くための手助けをしてくれるのです。つまり、CBDを摂取する事でPCOSの原因となっているECSの機能不全が改善され、治療プロセスを助けることになります。 PCOSの症状改善にCBDを使用するメリット ホリンレイク氏による2005年の研究では、PCOSの女性はストレスを抱えやすく、うつ病を発症しやすいことが明らかになりました。1 こうした点でも、気持ちを落ち着けたり、ストレスを軽減してくれるCBDは大いに効果を発揮します。さらには前述したような痛みや不快感を取り除く鎮痛作用もあるため、PCOS症状改善には最適だといえるでしょう。CBDのECSを正常に機能させるための力を別の言葉を言い換えると、CBDはホルモンバランスを整える、ということになります。 ホルモンバランスの改善は、生理不順を改善し、そしてそれによって妊娠しやすい体になります。さらに、カンナビジオールを摂取することで体脂肪が減少することもわかっており、これはPCOSの発病要因一つである体重増加を止めることにもなります。また、急激な痛みに襲われた時、CBDの最大の特徴である鎮痛作用が急速に痛みを和らげてくれるでしょう。 PCOSがエンドカンナビノイド システム(ECS)与える影響 ECSは、一連の受容体で構成されており、体のほとんどの場所に存在します。消化、痛みの調節、生殖など、ほぼすべての体内で起こるプロセスのバランスを調節しているECSは、自然に放出されるカンナビノイドと受容体が相互作用して化学反応を起こす事で、そのバランス調節機能を恒常的に維持しています。PCOSは、卵巣上に小さな嚢胞ができ、組織的な代謝および内分泌に異常が起こる疾患です。この疾患を患うと、アンドロゲン、インスリンの過剰分泌、高脂血症、無排卵、ニキビ、多毛、副腎過形成、体重増加などの症状が現れます。これだけの多様な症状が現れる理由は、PCOSが、前述したECSの機能を低下させる疾患だからです。 PCOSの症状改善のためにCBDを使用する方法 CBDに高い治療効果がある事はすでに広く認められている事実ですが、個人的な治療のためにCBDを使用する場合は、必ず専門の医療機関に相談してください。理解のある医師であれば、現在の体調、体質、そして病状などを客観的に考慮した上で、最善のCBDの摂取量や使用方法のアドバイスをしてくれるでしょう。 現在CBDには、オイル、ペースト、タブレット、ベイプなど、さまざまなタイプがあります。それらの中で最も広く使われているのは、CBDオイルとCBDペーストですが、長く使っていくことを考えれば、自分が最も使いやすいと感じるタイプのCBDを購入するのがいいのかもしれません。 CBDの摂取量 CBDは、適切に使用すれば非常に高い効果をもたらしてくれるでしょう。しかしながら、天然成分であるCBDの効果の度合いや副作用は人によって、また使用する製品のタイプによって大きく変わる可能性があるので注意が必要です。特に摂取量に関しては、製品やブランドによって推奨している量が違うため、混乱を招いています。そんな時には、CBDオイルのCBD濃度(%)を見てみましょう。 自分の適切な摂取量を知る方法に関しては、ライノフ氏とバーンバウム氏による『CBD:A Patient’s Guide to Medicinal Cannabis』という本で紹介されているステップアップ法がおすすめです。2 摂取量の詳細については、こちらの、CBDの摂取量に関する記事をご覧ください。 PCOSへのCBDの効果を調べた研究 アリソン・ドーソン氏が行った研究によると、CBDによるエンドカンナビノイド受容体を遮断することで、PCOSにかかった女性のアラニンアミノトランスフェラーぜのレベルを低下させました。また、体重減少には因果関係が認められませんでした。3 この実験結果により、CBDがPCOSの症状を改善し、体内のホメオスタシス(生体恒常性)を回復させる力があることが証明されました。実験は、PCOSを患った50人の肥満女性を、CBDを摂取したグループと摂取しないグループに分けて行われ、CBDを摂取したグループでは、PCOSの症状改善が見られました。これにより、CBDがPCOSの治療に有効であることが裏付けられたのです。 また、International Journal of Endocrinologyが行った別の研究でも同様に、CBDのPCOSに対する治療効果が認められる結果が得られました。4 この研究では、20〜53歳の多嚢胞性卵巣症候群の女性173人のグループと、同じ体重・年齢の125人の健康な女性を対象として行われました。その結果は、これまでの研究結果を裏付ける内容となり、CBDがPCOSの治療に有効であることがさらに証明されました。今回紹介した研究では、PCOS治療の分野において非常に希望が持てる結果が得られていますが、万が一のことを考えて、CBDの使用を検討する際には、必ず専門家のアドバイスを受けてください。 参考文献 Dokras, A., Bochner, M., Hollinrake, E., Markham, S., VanVoorhis, B. and Jagasia, D. (2005). […]

続きを読む
CBDによる偏頭痛の改善

CBDによる偏頭痛の改善

片頭痛で処方される薬には、鎮痛薬や吐き気を抑える制吐薬、脳を刺激して片頭痛を抑えるトリプタンなどがあります。いくつかの研究によると、CBDは新たな偏頭痛の治療薬として大いに期待が持てる効果があるとされています。

続きを読む
更年期障害のためのCBD

更年期障害のためのCBD

更年期とは、女性の出産能力がなくなる前後の「人生の転換期」ともいえる期間を指し、12ヶ月以上にわたって月経が起こらない事が特徴です。閉経は、基本的に生理的あるいは生物学的な変化を原因とせず、自然にやってくるものですが、何らかの原因に誘発されることもあります。ほとんどの場合、閉経は40歳から55歳の間に起こりますが、中には例外もあり、早期に閉経が起こった場合、後期閉経と比べて体に及ぼす悪影響が大きいといわれています。また、ホルモンによる避妊法の使用や、不摂生による肥満が後期閉経の原因となることがあります。1 早期閉経の原因は以下の通りです。 過度な精神的負担 化学療法や放射線療法による放射線障害 子宮内膜症治療薬などに含まれるエストロゲンやプロゲステロンなどの産生を阻害する特定の成分 長期の闘病 ターナー症候群などを引き起こす遺伝的素因 生活習慣の乱れ、特に喫煙や食生活の乱れ 有害な毒素への長期的な暴露 妊娠の未経験 更年期障害の兆候と症状 更年期障害の症状は、軽度のものから生活に大きな支障をきたすものまでさまざまで、代表的な症状は以下のとおりです。: 疲労感 骨粗しょう症 膣の乾燥や萎縮による性行時の痛み 寝汗 ほてりや寒気 不眠症や不規則な睡眠サイクル 髪の乾燥や抜け毛 不安、イライラ、気分の落ち込み 肌の乾燥、肌荒れ 性欲減退 新陳代謝の低下、体重増加 尿路感染症の発症率の増加 失禁 うつ病 CBDを更年期障害に使用した場合のメリット CBDは、様々な疾患に対する治療効果の研究が行われており、今後データが集まっていくにつれてより安全で長期的な利用ができる成分として認知されていく事でしょう。特に早発閉経に関しては、包括的な治療法は未だ見つかっておらず、CBDが効果的な治療薬となり得る可能性があると期待されています。CBDが持つ代表的な治療効果は以下の通りですが、これらの他にも数多くの健康上のメリットがあります。 快眠 CBDは、睡眠の質と時間に良い影響を与える事が研究で明らかになっています。血圧を安定させたり、筋肉を弛緩させる作用が快眠効果に関係しているといわれています。2 骨の成長 いくつかの研究によって、CBDが骨密度の成長を促す事がわかっています。骨粗しょう症は更年期障害の辛い症状の一つですが、CBDの摂取によって骨密度を増加もしくは維持させる事ができます。3 ホルモン剤としての機能 CBDは、ホルモン系の医薬品の代替となり得るという研究結果があります。従来の処方薬には、多くの甚大な健康被害を及ぼす副作用がありますが、これといった深刻な副作用がないCBDは、より安全でオーガニックな選択肢として医師から勧められる時代がくるかもしれません。4 気分を安定させる イライラしたり落ち込んだりするなどの情緒不安定は、更年期障害の症状として一般的です。CBDが気分安定薬として極めて優秀に働く事は、多くの研究結果が証明しています。5 妊娠に対するエンドカンナビノイドシステムの役割 エンドカンナビノイドシステム(ECS)は、内因性カンナビノイドである逆行性神経伝達物質がカンナビノイド受容体に結合する事で働くシステムの事で、主に内分泌、免疫組織、脳の機能を調節する働きがあります。その他にも、エンドカンナビノイドシステムは痛みや睡眠の管理、健全な骨の成長、気分の安定化など多くの精神的・身体的な調節を行っています。 更年期に入るとこの機構が正常に機能しなくなり、エストロゲンやプロゲステロンといったホルモンのバランスが崩れます。更年期障害のほとんどの症状はこのホルモンバランスの乱れによるものだといわれています。カンナビノイド受容体はCBDに非常によく反応するため、このシステムに大きな影響をもたらします。CBDはエンドカンナビノイドシステムのプロセスに自然に同化し、極めて効果的に機能を増強することができます。 更年期障害の症状改善にCBDを使用する方法 CBDは、症状にあったさまざまな使用方法があります。例えば、肌荒れ改善には、肌に直接塗布することのできるクリームやオイルタイプが最適です。また、睡眠や気分を安定させたい場合は、VAPEリキッドや口から摂取できるエディブル、喫煙によって成分を血流に取り込む方法などが効果的です。CBDオイルは汎用性が高く、好きな食べ物や飲み物に混ぜて摂取する事ができます。その他にも局所的にCBDを噴霧できるスプレータイプや、地域の法律や規制で合法であればCBDの含有量が高いカンナビス自体を医療目的で使用するという方法もあります。この様に、CBDの最適な使用方法やタイプは、求める効果によって大きく異なります。 更年期障害のための最適なCBDの摂取量 CBDの適切な摂取量は、症状の度合いや個人の体質など、その他多くの基準によって変わるため、一人一人が自分に最適な用量を正しく知る必要があります。当サイトでは、CBDの専門家ライノフ氏とバーンバウム氏の著書「CBD:A Patient’s Guide to Medicinal Cannabis」(North Atlantic Books)の中で紹介されている、ステップアップ法式を推奨しています。6 CBDの適切な摂取量については、当サイトのCBD摂取量ガイドをご覧ください。CBD摂取量ガイドをご覧ください。 CBDの更年期障害に対する効果を調べた医学研究 現段階では、更年期障害とCBDに関する臨床試験は行われていませんが、実際にCBDを使用して更年期障害が改善されたという体験談が寄せられています。これらは、臨床試験とは言えませんが、CBDが確かに治療効果をもたらすという学説の信憑性を高めるものです。また、いずれの体験談にも重篤な副作用が現れたという報告はされておらず、治療効果に関しても既存の治療法と比べて極めて有効だったと述べられています。CBDは様々な方法での摂取が可能なため、錠剤の服用や注射よりも気軽で快適に使用する事ができ、体内の毒素を分解する臓器である肝臓や腎臓にも負担が少ない成分です。また、カンナビス本体を使用した時の様な陶酔作用がないため、その他の身体機能に支障をきたす事なく極めて安全に使用する事ができます。 参考文献 Greendale, […]

続きを読む