cbd for endometriosis
4 min.

✓ Evidence Based


5/5 - (1)
最終更新日 4 11月 2021

カンナビスから抽出されるCBDは、奇跡の化合物と呼ぶにふさわしい、非常に優れた薬効があります。その効果はさまざまで、数多くの症状を緩和することができる汎用性の高さから、多くの消費者や研究者から高い評価を得ています。1 特に子宮内膜症のような、根本的な治療法や原因がはっきりと分かっていない疾患へのアプローチとして注目を集めています。

CBDは、カンナビスに含まれる化合物であるカンナビジオールの頭文字をとったもので、THC(テトラヒドロカンナビノール)など他のカンナビス化合物に見られる陶酔作用や中毒性を持たず、安全性が高いため、このCBDを主成分としたCBD製品は、世界中の多くの国では合法的に販売・使用されています。

CBDの医療応用のための研究は、これまで数多く行われてきました。そうした研究が功を奏し、今では、治療効果に関する多くの医学的根拠が揃っています。

CBDは、優れた抗炎症作用や鎮痛作用を持っています。またそれだけではなく、脳内の化学物質に好転的に良い影響を与えるので、うつ病、不安感、イライラ、ストレスなどを効果的に和らげることができます。2 1 3 4

そのため、CBDオイルなどのCBD製品は、以下のような症状の治療に使用されています。

  • 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
  • 骨粗しょう症
  • アルツハイマー
  • 自閉症
  • 更年期障害
  • うつ病
  • 偏頭痛

では、子宮内膜症に対しては、どうなのでしょうか?では、子宮内膜症に対しては、どうなのでしょうか?次章では、CBDが最も効果的な子宮内膜症の鎮痛手段となり得るのかを探っていきます。

子宮内膜症のためのCBD – 概要

最新の研究では、カンナビノイドが子宮内膜症に対して、以下のような治療効果を直接的に与えるということがわかりました。

  • 細胞増殖を止める
  • 子宮内膜の細胞の移動を防ぐ
  • 炎症を抑える
  • 痛みを鎮める

本稿では、これらの研究や学説をより詳しく調べ、医学研究と患者の実体験に基づいて、CBDと子宮内膜症の関係性を明らかにしていきたいと思います。

子宮内膜症とは?

子宮内膜症とCBDの関係性に迫っていく前に、子宮内膜症とはどんな疾患で、どういった原因で起こるのか、そして日常生活に及ぼす影響について詳しく説明していきます。

子宮内膜症は女性特有の疾患で、子宮を覆っている子宮内膜組織が子宮の外側で異常増殖してしまう事で引き起こされます。子宮内膜組織は、ひとたび不適当な場所で成長し始めると、卵管や卵巣など、腹部のあらゆる場所でさらに成長していきます。子宮内膜症の症状のいくつかは、重度の生理痛による不快感に埋もれてしまうことがあるので、長い間診断されずに病状が進行しているケースが多く見られます。

子宮内膜症の症状には、以下のようなものがあります。

  • 性交痛
  • 排尿や排便時の痛み
  • 慢性的な腰痛、腹痛、骨盤内の痛み
  • 下痢、便秘、吐き気
  • 不妊症

この様に、子宮内膜症には多くの苦しい症状がありますが、すべての症状が一度に起こることは稀なため、多くの場合自分が子宮内膜症であることに気づくまで時間がかかってしまいます。

子宮内膜症は、生命を脅かすものではないと考えられており、この疾患で命を落とす女性はほとんどいませんが、前述したような辛い症状を伴うため、肉体的にも精神的にも大きなダメージを与えます。その理由としては、女性の体内に存在するホルモンと子宮のみに影響を及ぼす病気であるということが挙げられます。

子宮内では、毎月生理のサイクルに合わせて子宮内膜の組織が蓄積されては剥がれ落ちていますが、問題は、その不要となった組織が適切に体の外に流れていかない場合です。子宮内に閉じ込められた組織は頻繁に炎症を起こし、体はそれらを吸収しようとしますが、その際に子宮内が傷ついてしまいます。

女性の体は人によってそれぞれなので、この疾患によって感じる痛みや不快感の度合いは大きく異なりますが、子宮内膜症に罹患した女性の多くは日常生活に大きく支障をきたし、不安やうつ状態を経験すると言われています。5

子宮内膜症の原因とは?

子宮内膜症の正確な原因はまだ明らかになっていませんが、この疾患と大きく関係していると言われているいくつかの有力な説があります。

最も広く受け入れられているのは、Obstetrics and gynecology誌に掲載された、子宮内膜症は「逆行性月経」と呼ばれる現象が原因で発症する、という学説です。6 簡単に言えば、月経血が逆流して、子宮内膜組織が卵管から腹膜腔へと運ばれていき、炎症を起こすというものです。

子宮の外に運ばれた子宮内膜組織は、がん細胞とよく似た働きをし、体の免疫システムの目をかいくぐって成長と増殖を繰り返していきます。子宮内膜は増殖期に入ると、血流量が増加したり、痛みを感じやすくするために新しい神経終末を作ったりして、栄養供給ができる環境をゆっくりと作っていきます。こうした変化が、子宮内膜症に伴う激しい慢性疼痛を引き起こす原因となってしまいます。また、子宮内膜のもう一つの特徴として、他の組織に移動して大きく広がることが挙げられます。

従来の子宮内膜症の治療

CBDを子宮内膜症の痛み軽減に使用している場合を除けば、ほとんどの患者は従来の子宮内膜症治療を受けているかと思います。治療内容としては、以下のようなものが一般的です。


鎮痛剤は通常、痛みを紛らわし、抗炎症作用によりしばらくの間症状を封じ込めるためのものですが、 根本治療にはつながらないので、頻繁に使用し続けると中毒になったり、心臓発作が起こりやすくなったりする負の側面があります。7
避妊を目的としたホルモン療法は、子宮内膜症の症状を軽減するのに役立ちます。ただし、この方法は、妊娠を予定していない女性にのみ有効な治療手段であり、また、体重増加、うつ病、不正出血などの副作用もあるので高い健康リスクも伴います。
手術をするにはかなりの費用がかかりますが、成功率は比較的高いと言われています。しかしながら、手術が成功した人の約半数が、術後1年以内に再び子宮内膜症の症状が現れたという記録もあります。8.

このように、いずれの治療法も部分的には成功していますが、再発性や副作用を考慮すると、安全といえるものではありません。

自然に子宮内膜症を治療する方法はある?

子宮内膜症の症状緩和に効果のある自然食品やハーブのサプリメントは、CBDを除くと種類が非常に限られてきますが、一般的には、ビタミンB6、オメガ3脂肪酸、クルクミンを含む食品が、子宮内膜症の症状を抑えるのに役立つと言われています。また、閉経を迎えれば子宮内膜のサイクルが止まるので、50代ごろから子宮内膜症のリスクは徐々に減っていきます。

CBDは子宮内膜症の鎮痛剤になり得る?

前項でも触れましたが、CBDには研究に裏付けられた、いくつかの強力な治療作用があります。特に子宮内膜症治療においては、従来の治療法とは違い、ほとんど副作用のない自然な治療法として注目されています。

このCBDと呼ばれるカンナビスから抽出される成分は、エンドカンナビノイドシステムと密接に結びついており、女性の生殖管の機能に直接ポジティブな影響を与える事が医学的に証明されています。9

またCBDは、抗炎症作用や鎮痛作用に限らず、子宮内膜組織の発達に様々な形で作用するため、子宮内膜症の治療に大きな役割を果たします。10

カンナビノイドは細胞の増殖を止める

私たちの体には、健康を維持するために備わっている2つの防御機構があります。1つは、体の中に入ってくる異物、微生物、毒素などから身を守るための免疫反応です。11 そして、もう一つの体の健康を守る機構であるアポトーシスは、体に害を与える損傷細胞を見つけると、その細胞が死滅するように誘導するプログラムです。12 子宮内膜症の女性は、このアポトーシスの機能が低下してしまっているために子宮内膜組織がさらに広がりやすくなっているというデータがあります。13

そしてある研究では、CBDは細胞の生死の判断を助け、欠陥のある細胞が広がるのを防ぐ力を持っていることが示されており、14

また、マウスを使った別の研究でもカンナビノイドが子宮内膜症治療において有望な成分であると結論づけています。15

CBDは細胞の移動を食い止める

体内の細胞移動は、CB1およびCB2カンナビノイド受容体大きく関係していると言われています。いくつかの研究によると、カンナビノイドの一つであるCBDには、子宮内膜症の細胞の移動を食い止める力があり、場合によっては停止させることもできるといいます。また、CBDは体内で内因性カンナビノイドを作り出す助けもしてくれます。16

細胞の移動を食い止める事ができるということは、手術による嚢胞摘出後、別の場所で子宮内膜症が再発してしまったケースでは、唯一の解決策となるでしょう。

CBDは神経を鎮め、痛みを軽減する

子宮内膜症の最もよくみられる症状の一つである激しい痛みに対して化学合成の鎮痛剤を長期的に使用することは、前述したとおり様々な副作用や中毒性をもたらすため、効果的な選択肢とはいえません。これに対し、天然成分であるCBDは、様々な種類の痛みを自然なプロセスで軽減することが証明されているため、より優れた鎮痛剤と言ってもいいでしょう。17

子宮内膜症の治療にCBDオイルを使う方法

子宮内膜症は体の内部で起こる異常なので、体内に吸収されやすい舌下(舌の裏)摂取をお勧めします。これは、CBDオイルを舌の下に垂らして1分ほど含んだままにして摂取する方法で、スポイトを使って行います。舌下摂取は、吸入法に次いで即効性がある方法で、効果が実感できるまで、凡そ30~60分ほどかかります。CBDの風味は、よく土や葉の香りと表現されますので、中には苦手な人もいるかもしれません。そういった人には、別のCBD製品による異なる摂取方法を試してみるといいかもしれません。

関連記事:CBDの使用方法

子宮内膜症に対するCBDの適切な摂取量は、症状の度合いや体質、オイルとの相性によって大きく異なりますので、『CBD: A Patient’s Guide to Medicinal Cannabis(レオナルド・ライノフ著) North Atlantic Books』に記載されている、18 自分にあった摂取量を知るためのステップアップ法をおすすめします。CBDの子宮内膜症に対する薬効は疑う余地がないことは確かですが、安全で効果的に使用するためにも、しっかりと体の声に耳を傾け、一番自分に合った摂取量を見つけていきましょう。

関連記事:CBDの摂取ガイド

まとめ

子宮内膜症は、命に関わるような疾患ではありませんが、女性の生活の質や妊娠に深刻な影響を与える厄介な病気です。この疾患に対して処方される治療薬には、強い副作用があるものがほとんどですが、カンナビスの主成分であるCBDは、様々な角度から子宮内膜症の症状を大幅に軽減し、直接的な治療効果を発揮するため、子宮内膜症への新しい自然療法としての期待が高まっています。さらに、健康的で規則正しい食生活と組み合わせる事で、子宮内膜症に悩む女性たちの苦しい症状を劇的に癒してくれる鍵となるかもしれません。

CBD for Endometriosis – Customer Reviews*


jwm3cvozsbr4bvg4iriVery soothing ⭐⭐⭐⭐⭐

“Highly soothing,  brings enormous quality of life, very good and dedicated customer service. I am a chronic endometriosis pain patient and thanks to the CBD drops I can spare myself a lot of chemical painkillers. The CBD products are worth every cent!”

Trustpilot review by Cat

参考文献

  1. Lynch, M. and Campbell, F. (2011). Cannabinoids for treatment of chronic non-cancer pain; a systematic review of randomized trialsBritish Journal of Clinical Pharmacology, 72(5), pp.735-744. [] []
  2. Nagarkatti, P., Pandey, R., Rieder, S., Hegde, V. and Nagarkatti, M. (2009). Cannabinoids as novel anti-inflammatory drugs. Future Medicinal Chemistry, 1(7), pp.1333-1349 []
  3. Linge, R., Jiménez-Sánchez, L., Campa, L., Pilar-Cuéllar, F., Vidal, R., Pazos, A., Adell, A. and Díaz, Á. (2016). Cannabidiol induces rapid-acting antidepressant-like effects and enhances cortical 5-HT/glutamate neurotransmission: role of 5-HT1A receptorsNeuropharmacology, 103, pp.16-26. []
  4. Zieba, J., Sinclair, D., Sebree, T., Bonn-Miller, M., Gutterman, D., Siegel, S. and Karl, T. (2019). Cannabidiol (CBD) reduces anxiety-related behavior in mice via an FMRP-independent mechanism. Pharmacology Biochemistry and Behavior, 181, pp.93-100. []
  5. Laganà, A., La Rosa, V., Rapisarda, A., Valenti, G., Sapia, F., Chiofalo, B., Rossetti, D., Ban Frangež, H., Vrtačnik Bokal, E. and Giovanni Vitale, S. (2017). Anxiety and depression in patients with endometriosis: impact and management challengesInternational Journal of Women’s Health, Volume 9, pp.323-330. []
  6. Halme, J., Hammond, M., Hulka, J., Raj, S. and Talbert, L. (1984). Retrograde menstruation in healthy women and in patients with endometriosisObstetrics and gynecology journal, 64(2), pp.151-4. []
  7. DrugAbuse.com. (2019). Painkiller Effects | Short Term, Long Term & Side Effects. [online] []
  8. Vercellini, P., Crosignani, P., Abbiati, A., Somigliana, E., Viganò, P. and Fedele, L. (2009). The effect of surgery for symptomatic endometriosis: the other side of the story. Human Reproduction Update, 15(2), pp.177-188. []
  9. Di Blasio, A., Vignali, M. and Gentilini, D. (2012). The endocannabinoid pathway and the female reproductive organsJournal of Molecular Endocrinology, 50(1), pp.R1-R9. []
  10. Xiong, W., Cui, T., Cheng, K., Yang, F., Chen, S., Willenbring, D., Guan, Y., Pan, H., Ren, K., Xu, Y. and Zhang, L. (2012). Cannabinoids suppress inflammatory and neuropathic pain by targeting α3 glycine receptorsThe Journal of Experimental Medicine, 209(6), pp.1121-1134. []
  11. Institute of Medicine (US) Committee on Military Nutrition Research. Military Strategies for Sustainment of Nutrition and Immune Function in the Field. Washington (DC): National Academies Press (US); (1999). Overview of the Immune System and Other Host Defense Mechanisms. []
  12. Elmore, S. (2007). Apoptosis: A Review of Programmed Cell Death. Toxicologic Pathology, 35(4), pp.495-516. []
  13. Gebel, H., Braun, D., Tambur, A., Frame, D., Rana, N. and Dmowski, W. (1998). Spontaneous Apoptosis of Endometrial Tissue is Impaired in Women with EndometriosisFertility and Sterility, 69(6), pp.1042-1047. []
  14. Guzmán, M., Sánchez, C. and Galve-Roperh, I. (2002). Cannabinoids and cell fate. Pharmacology & Therapeutics, 95(2), pp.175-184. []
  15. Leconte, M., Nicco, C., Ngô, C., Arkwright, S., Chéreau, C., Guibourdenche, J., Weill, B., Chapron, C., Dousset, B. and Batteux, F. (2010). Antiproliferative Effects of Cannabinoid Agonists on Deep Infiltrating Endometriosis. The American Journal of Pathology, 177(6), pp.2963-2970. []
  16. McHugh, D., Page, J., Dunn, E. and Bradshaw, H. (2012). Δ9-Tetrahydrocannabinol and N-arachidonyl glycine are full agonists at GPR18 receptors and induce migration in human endometrial HEC-1B cells. British Journal of Pharmacology, 165(8), pp.2414-2424. []
  17. Fine, P. and Rosenfeld, M. (2013). The Endocannabinoid System, Cannabinoids, and Pain. Rambam Maimonides Medical Journal, 4(4). []
  18. Leinow,, L. and Birnbaum, J. (2017). CBD: A Patient’s Guide to Medicinal Cannabis. North Atlantic Books. []

投稿者

CBDの専門家 | 記事を読む

メディア業界での経験を積んできたAnooはカンナビスと健康の関わりについて書くことに情熱を注ぎ、日常生活への健康習慣の取り入れ方を人々にアドバイスしています。世界各国へ旅した経験を持つAnooは忙しい生活の中でもクルクミン入りのCBDオイルを使い生活の中にバランスとリラクゼーションを両立しています。

フェイスブックでCBDユーザーと繋がろう!

ほかのCBDユーザーと体験談を共有したり、お話しませんか?CBDについて質問はありませんか?こちらのフェイスブックグループではユーザー同士が繋がり、情報交換できる場になっています。

コメントを残す

Your email address will not be published. Required fields are marked *

8 + 16 =